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『スパイダーマン・アクロス・ザ・スパイダーバース』鑑賞した!

『スパイダーマン・アクロス・ザ・スパイダーバース』観てきました!

最初から最後までめっちゃアートしてて、劇場に足を運んで良かったなと思えました。

まだまだこれから続いていく物語。多次元宇宙空間を舞台にどんなスパイダーマンが見られるのか。

善か悪かまたは新たな概念か?

世界は、そして宇宙は全て均等の元に形作られている。戦う事は果たして良いのか?全員を救うことはできない。必ず犠牲者が出てしまう。

いや、他の次元ではひょっとしたらその逆かもしれないんだけど…。

大した代償ではないかもしれないんだけど…。

このままスパイダーマンの世界観がもっと広がっていく事は確かで次回作も楽しみにしようと素直に思うことが出来ました。

もー、訳わかんなくなるほどに、思いっきりいろんなスパイダーマンの仲間達(?)を増殖させてスクリーンで次回も暴れ回って欲しいんです。

時には笑い怒り戦いそして喜び。エンタメをして欲しい。それを願います。

さて、今回の映画は最初も書いたけどアートって感じがすごい魅力でしたね。日本のアニメとはまた違った良さがある。ガツーンとぶつけて来るワイルドさがある!!

いろんなクモを吐くキャラクターが出てきてそれも遊んでて良かった。
あと大量なスパイダーマン!!!!!!

めちゃくちゃぐちゃぐちゃにしてるとこがおもちゃ箱みたいで良い!

単純に楽しげなんですよね。細かいこと考えず、雰囲気で掴みをかけてくるのが良いです。

そして、まあそれがテーマじゃないからそんな深くは描いていないけど、アメリカの学生生活とかがちょっとだけ分かります。

学園ものはそれも興味深く面白く観れる点。お決まりの描写なので知ってる人は知ってると思いますが。

日本の学校とは違いも多々ありますし、それも興味深い点ですね。

移民がいる社会。そしてカーストがある社会。
案外厳しいルールなどなども描かれています。

やんちゃな主人公が進路相談を受けている時に、まあ先生のアドバイスと言ったら。。

嘘つきで悪い奴よねえと 笑。

けど本質はついてるのかなとも残念ながら思っちゃったかな。アメリカも大変ですわ。色々と。

話は変わるが、マーベルらしく科学の話もちょくちょく入っているし、良い意味でごちゃごちゃにしてくれているけど、上手にまとまっている。
さすがだなあと思いました。

こんなにデジタルを使っているんだから、今後AIを使って制作する予定があるのかな?と思いきや…彼らはその予定は全くないらしいです。人の創作を大切にしたいとのことです。

ある意味、ごちゃごちゃなノイズをうまくまとめ込んで刺さる色彩でアートするのは人の強みかもしれないなと思いました。
こういう人の良さもちゃんと継承されていくと思います。AIの技術とは別枠で。ものづくりを愛している人は必ずいるので、なくなる事はないでしょう。

色彩を多彩に使ったグラフィックが活きる映画が『スパイダーマン・アクロス・ザ・スパイダーバース』と思いました!

劇場で観るのオススメです!!

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