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ビジネス英語と日常英語

英語というひとつの言語の中での分類わけする概念。

私にはこれがたまにサッパリ分からなくなる。

ああ、あまりにも単純すぎる

その中のひとつが、ビジネス英語と日常会話の分類分けだ。

どうしてこんなにも単純に分けられるのか?

英語について考えてみる前に、ビジネスとはなにか考えているのかと問いたい。

まず、ビジネスとは「商業活動」だ。
もしくは、何かのプロが行う活動だ。

これって多岐に渡っている。

「あなたのビジネスは何ですか?」

英語よりそこを尋ねてみたい。
まずはそこから。

それを突き詰めてから、ビジネス英語に何が必要か考えた方がよほど効率は良くないか?

なぜそんなことも考えずに、必死こいて暗記するんだ。練習するんだ。

あなた自身の「ビジネス」で使えないのであれば英語など何の意味もない。

英語英語とそれだけに歩かせてはいけない。

よく日常会話よりもビジネス英語のが簡単だとか、ヘンテコなことを言う人がいる。

おそらく「雑談」ぽいものが頭に入っていってるのかな?と思う。

日常の取り止めもない話と、ビジネスは離れているとなぜか知らないうちにバイアスがかかったのだと思う。

けれどそれは本当なのか?

日常生活とビジネスは密接に関わっている。

利害関係者が密接に関わり合うのがビジネス。

利害関係者は、

従業員、従業員の家族、従業員と関わっている人、顧客、取引先、地域社会、環境、行政機関、そしてビジネスに必要なお金のやり取りがある場所 の全て

を言う。

この全てがビジネスを作る。

心から日常会話と全く関係ないと言えますか?

そして、どのくらい言語を使うかはどんな仕事かでも変わる。

全て同じなわけではない。

まあけれど英語圏住みがSNS上とかで、ビジネス英語の方が日常会話より簡単と言い、それに英語学習者が反応して群がっているのを見るとあまり気分が良くない。

雑談は場を和ませたり関係を良くするためにも必須。しかも、英語圏なんてパーティー文化が根強い。どうやって場を持たせて顔を覚えてもらうのだろうか…話をし続けるのだろうか…

プレゼンの質疑応答は?

職場での意見は?

どう伝えるのか…。

無言の仕事もあるにはある。けれど同僚や上司と会話する機会がない訳もない。

もし無言でいいと勝手に仮定したとしても、

なぜに英語について語っているのか?

英語に囚われているとしたら変なことだ。
そうでなくても異様すぎる。

ビジネス英語を語る前にコネ作りはどうするのか??

もう謎が深まるばかりだ…分からなくなってくる

妄想海外アカウントなのか、ビジネスのが簡単とか分かったようなことを言うインチキ気取りなのか?

もし本当に海外で働いているのなら、訳分からないことをSNSに拡散するのをやめて言い訳せずにその日常会話とやらを出来るようになるように努力して欲しい。暇そうだ。

日本人の印象を下げないで欲しいと心から願う。

もしかして、ビジネス=プレゼンと書類作りとか単純思考に思っているなら、ビジネスとは?の解像度が低すぎる。

まずは、英語よりそこから。
そこが分からねば、それほどの価値はないんだ。


理由は日本人も海外に出れば外国人だからだ。
迷惑をかけてはいけない。
日本人と現地人に対して。

特に海外で働くなら、余程英語以外のなにか特別な価値を提供できない限り日常会話だビジネス英語だと良く分からん戯言を言ってる場合じゃないと思う。

そして、ビジネス英語を学んでいる人は、いま一度「ビジネスとはなにか?」に立ち返って見直してみて欲しい。

そこで使える英語力はどんなものか?

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