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【ほんと神です!】音楽がいいアニメ(後編)

アニメで出会った大好きな神曲まとめ後編です!アニメについても語りがちですが(笑)、本当にオススメのだけピックアップしたのでぜひとも!!

前編はこちら

⑤『ユーリ!!! on ICE』劇中歌
梅林太郎「Yuri On Ice」

主人公の勝生勇利(かつきゆうり)フリーで使った曲で、4・5・7・9・12話と何度も聴けます。この曲は作中では、じつは友人に過去に作ってもらったものだったけど、使わずにしまったままになっていた曲。これまではコーチ任せだった選曲を、憧れの選手であるヴィクトルが指導してくれることになって初めて自分で「この曲ですべりたい」と気持ちをぶつけた思い入れのある曲。という設定。美しすぎるピアノ曲です。。

このアニメ、当然リアルのフィギュア界でも話題になっていたらしく、実際に須崎海羽・木原龍ペアが2018年の平昌五輪で使いました。振付は佐藤有香さん(アニメの振り付けは宮本賢二さんで、宮本さんと佐藤さんは毎年アイスショー「フレンズオンアイス」で一緒にお仕事されているというから、再現度も高かったのでは…)。演奏は林正樹さんがされたそうです。

そして、梅林太郎さんは、羽生結弦選手のフリースケーティング曲「陰陽師・メインテーマ」「SEIMEI」を作曲した梅林茂さんの息子なのです。そもそもアニメの本気度が半端じゃない…。この作品において主人公の勇利とライバル関係になる「もうひとりのユーリ」、ロシアのユーリ・プリセツキー(cv  内山昂輝)という金髪の美少年も登場します。作画も音楽もキャラクターも美しく、全13話なのですぐみれちゃいます。ほんとうに大好きな作品!

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⑥『ギヴン』OP
センチミリメンタル「キズアト」

「君が置いていったものばっかが僕のすべてになったの」という歌詞をイントロなしで歌い出すインパクトがすごいです。。最初は普通にいいな〜くらいだったのですが、アニメをみていくうちに物語とのリンク具合が半端ないことが分かっていって、頭から離れなくなっていきました。

作品自体、私にとってはじめての、いわゆる「BL作品」で恐る恐るみはじめましたが、めちゃくちゃ面白かったです。コミカルなシーンもたくさんあって、こういう爽やかな(?)BLもあるのか!と新しい世界を知った感じでした(笑)

高校生&大学生のバンドの話で、主人公の真冬は音楽の知識はほぼOだけど、ある理由でギターを手にし、もう一人の主人公である立夏にギターを教えてもらうことになるのですが、そういう意味ではこれからバンドやりたい人にとってはちょっと勉強になるかもです。ちなみに真冬は実は〈天性の歌声〉の持ち主で、すぐにバンドに欠かせない存在になっていきます。そこは二次元最高〜!っていう感じなのですけど(笑)バンドの楽曲もちゃんとかっこいいし、真冬役の矢野奨吾さんが歌ってます(矢野さん自身もバンド経験あるらしい)。

好きだったはずのギターも、おもしろかったはずのバスケも、くすんで見え始めたある日、上ノ山立夏は佐藤真冬と偶然出会う。日々の生活の中で音楽への情熱を失いかけていた立夏だったが、偶然聴いた真冬の歌が刺さり、2人の距離は変わり始める。ノイタミナ初となる、BLコミックのアニメ化。新書館「シェリプラス」で連載中、大人気の青春バンドストーリーがアニメで動き出す!もっと歌いたい、君のとなりで--キヅナツキが描く、オルタナティヴ・ラブ!


⑦『BANANA FISH』第1クールED
King Gnu 「Prayer X」

迷いました。。『BNANA FISH』という作品自体が(出会ったのは最近ですけど)大好きで、齢30にして大いに泣き、心をえぐられ、読み終わって数ヶ月経った今でも大切な誰かを失ったかのような喪失感が消えない……そんな作品なので、音楽もどれかひとつ選ぶのがしんどかったです(笑)が、主人公のアッシュ・リンクス(金髪で透き通ったエメラルド瞳、IQ200越えの超天才でシューティングスキルはスワット並み、17歳にしてギャングのボスを立派に務める)という完璧な美少年の心を巣食う”闇”を一番表現してくれていたのはこのキングヌー「Payer X」ではないかな、、と思い選びました。MV映像も作品とリンクしています。ラストが衝撃すぎて怖くて泣きました(MVを見て恐怖という感情で泣いたのは初めて(笑))。

ちなみに作中で使われることはなかったのですが、キングヌーの「Sorrows」という曲も『BANANA FISH』のために作られたのだそうです。こちらはアッシュの友達となる奥村英二(通称・英ちゃん)目線で書かれた曲。先日のフジロックで「Payer X」「Sorrows」を演奏してたと聞いて、配信を見逃した自分にしばらく戦慄しました。

そして、アニメの音楽を担当された大沢伸一さんのサントラも、めちゃくちゃいいです。大沢さんがアニメ音楽を手がけるのは初めてだったそうで、ハリウッド映画さながらの『BANANA FISH』という作品にぴったりでした。。「Eiji」がオススメです!

あの名作コミックがついに映像化!吉田秋生40周年記念プロジェクト『BANANA FISH』 ニューヨーク。並外れて整った容姿と、卓越した戦闘力を持つ少年・アッシュ。ストリートギャングを束ねる彼は手下に殺された男が死ぬ間際に“バナナフィッシュ”という謎の言葉を発するのを聞く。 時を同じくして、カメラマンの助手として取材にやってきた日本人の少年・奥村英二と出会う。二人はともに“バナナフィッシュ”の謎を追い求めることに──。


⑧『四月は君の嘘』第1クールOP
Goose house「光るなら」

Goose houseさんはいろいろとカバー動画だされてたり有名だと思うのですが、『四月は君の嘘』のオープニングを歌っているのは知らなかったんですね。知らずにアニメをみはじめて、アップテンポでアニメっぽくてかわいいな〜と余裕こいて聴いていたら、「君だよ、君なんだよ」のサビで死にました。。サビ前まではほぼ一人ずつの声なのですが、サビで全員(7人くらいだと思う)のボーカルがどかーん!と入ってきて、その声の暴力なまでに美しい圧に、平静を装っていられなくなります。

ですが、これについてはオープニングの映像が本当に神がかっておりまして、映像つきで聴くのを強くオススメしたいです…!(なのでYouTube動画もGoose houseさんのではなくアニメverを貼り付けました)音楽アニメのオープニングとしては最高。「アニメなのにおしゃれな音楽」というギャップ萌えみたいなかたちで好きになることも多いアニソンですけど、これだけは違う!正直今っぽいおしゃれ感はないんです、だけどシンプルにメロディと声と映像がやばいです。天才音楽家の少年少女たちの映像とともぜひご視聴くださいませ。

「14歳の春--僕は、君と走りはじめる」 からっぽになった少年が一人の少女と出逢う。少女の、自由で情熱的な音楽の調べが、少年の止まっていた時間を突き動かす。 11歳の冬--早熟の天才ピアニスト・有馬公生は母親を失ったショックから演奏をするとピアノの音が聴こえなくなるというトラウマを背負ってしまう。以来、少年は次第にピアノから遠ざかっていく。 ピアノと母親を失った彼の日常はモノトーンのように色をなくしてしまっていた。 そんなある日、公生を子供の頃から見てきた幼なじみ澤部椿は、あるクラスメイトを紹介する。 クラスメイトの名前は宮園かをり。 彼女はコンクールに出場するヴァイオリニストだった。楽譜を超え、自分なりのスタイルで課題曲を演奏するかをり。その奔放な演奏を見て、モノトーンだった公生の世界がカラフルに色づきはじめる。


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