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結婚した相手の取り巻く環境との距離感というか感じ方というか。

最近立て続けに友人に会っています。
ありがたいことです。
先日、娘同士が幼なじみというか同級生の友人と会いました。
娘さんが出産したためお祝いを兼ねて。
友人と娘さんと赤ちゃん、娘と私で会いました。

何年ぶりだったかな。
友人と前回会ったのは、私が仕事探しをしている時だったから約2年前。
2年も経てば、だいぶ変化はありますね(笑)。

できちゃった婚とのことですが、赤ちゃん7ヶ月にして、結婚した旦那さんの親戚一同のことを「変わってる」と漏らしていました。
あるあるですよね(笑)。
そう言えば私もそんなふうに思ったなぁと自分を振り返りながら話を聞きました。

娘さんと友人で二人で言いまくっていたことに、ちょっとだけ「うーん」と感じてしまいました。
友人が結婚した時は旦那さん方の親戚に対してあーだこうだと思わなかったのかなぁと。
もしそう思っていたとしたら、「そんなもんだよ」と娘さんに言えるのになぁと。

結婚するまでパートナーを取り巻く今までの環境を知ることができないことが多いですよね。
幼馴染みとか同郷の人だと価値観が近かったりするけれど、それでも育った環境で受け継がれた価値観は人それぞれ違いますよね。

結婚当初はその価値観の違いにとにかく文句が出ます(笑)。
私もそうだったなぁ。今でもそれはあったりします(笑)。
だけど「コミュニケーション」と「歩み寄り」を避けてしまってはこの先二人の間に生まれたお子さんに影響が及ぶと思います。

自分の価値観を曲げることはしなくて良いのですが、「慣れる」というか、「受け止める」というか、その作業を行わないとずっとしんどい付き合いをしていかなければなりません。

結婚は二人の問題、っていうけれど、二人だけの問題にならない部分もありますよね。どうしても。
ご縁があって結婚して子供が生まれたのだから、その奇跡に気づいて、取り巻く周りのことにいつしか感謝できる日が来たらいいな。
今は、違う価値観に触れて対処するのが大変に思うのかもしれないけど。

結婚した相手方の環境を認める(受け入れる)ことで、お子さんが救われるというか守られると思います。
そういう環境だってことも幸せですよね、いうなら。
受け入れがたい環境の場合もありますから。どうしようもない場合もある。

私も子供が生まれたばかりの時、まーいろんな文句がありました(笑)。
それを母に電話でぼやいていたのですが、そのたびに母は余計なことは言わずに「そんなもんなんじゃないの〜」と軽〜く流して話を聞いてくれました。
母は離婚をした身だし、私を産んだ頃も父親の親戚との付き合いが全くなかったからよくわからなかったのかもしれませんが(笑)。
妹にもよくぼやいていましたが(今でもそうですが)、「そんなもんだよね〜」とよくお互いにぼやき合ってから話しています。

それって相手を否定するわけでもなく、自分をねじ曲げるでもなく、そのまんまをそうだよねーって思うことなんですよね。
これって大事だなぁと感じます。

私は今、夫の家族と良好な関係だと思っています。
お母さんを尊敬していますし。
でもお母さんは片付けが苦手だし、私たちが帰省する時も段取りとって片付けをしてくれるわけでもないし、私たちは帰省したら掃除するところからスタートだったりします(笑)。
それでも私や娘(孫)に対して大事にしてくれているって愛情が伝わってきます。
結婚当初は分からなかったけれど、これもコミュニケーションを怠らなかった結果だと思います。怠れなかった、というのが正解かな。

私の母も夫に文句が出ることもあるかと思いますが、何も言ってきません。
夫に対して何も求めていないんですよね(笑)。
夫が「そんなもんなんだ」と思われているというか。
だから夫も母に対して何にもありません(笑)。

友人と娘さんにはこんなアドバイス(?)をしました。
「旦那さんのご親戚の方と嫌かもしれないけどコミュニケーションをとっておくことで、お子さん(お孫さん)が可愛がられるよ!」と。

我が家がそうだったから。

それでも色んな価値観、色んな事情があるから、何が正解とかってないからなぁ。

結婚して親戚が増えて、色んな価値観に触れることができるわけだから、面白いことだと思います。
自分の価値観は大事にしつつ、相手方の環境を「そうなんだー」と受け止められたらいいなぁ。

私は、そうありたいです。
それでもNGな時は、次のステップになっちゃうけどね。



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