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「家康、江戸を建てる」感想

「北条家の関東二百四十万石を差し上げよう」天正十八年、落ちゆく小田原城を眺めつつ、関白豊臣秀吉は徳川家康に囁いた。その真意は、湿地ばかりが広がる土地と、豊穣な駿河、遠江、三河、甲斐、信濃との交換であった。家臣団が激怒する中、なぜか家康は要求を受け入れる―ピンチをチャンスに変えた究極の天下人の、日本史上最大のプロジェクトが始まった!  「BOOK」データベースより

江戸がどうやって拓かれたか分かる本。当時の街並みを考えながら散策したくなるような楽しさがあった。家康本人の目線ではなく書かれているのが良かった。

p.s.過去ツイ転載6冊目
なんかよくわからん文章やなと過去の自分を笑ってしまう。

家康がどんな思想で街づくりをしてきたのか。
江戸の町が時代とともにどう変わっていくのか。臨場感あふれた描写で想像を掻き立てられる一冊。

私自身、寺内町や城の石垣やら櫓やらみてよだれが出てくる性分。楽しく読ませてもらいました。
地図と照らし合わせて治水を見るのも面白い。けれど、地図を見るのが不得手なもので、たいてい迷子になるのがお決まりである。
迷うのも醍醐味。思わぬ発見を求めて街歩きしたいですね。

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