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教員採用倍率の低下から考えるワーママの働き方

こんにちは。1歳4歳の子どもがいるワーママ教員のちょこです。
今年度は部分休業を取って二学期に復帰する予定です。
下の子が小学校に入るまで、部分休業が使えるんですが、さすがに6年も部分休業は、、、と今後の働き方についてまたまた考えていたところ、教員採用試験の志願者数のニュースを目にしました。

教員採用試験の現状

2020年度教員採用試験の倍率が全国平均で3.7倍、小学校では2.5倍
令和4年度採用の志願状況(抜粋)
埼玉県 昨年度より-184人
静岡県 昨年度より-113人
長野県 昨年度より-16人
北海道 昨年度より-約450人

※神奈川県、愛知県、京都府など増えている自治体もありました。

やめたらもったいない?

私も含め、公務員や会社員、、、いや日本人に多いのかな、
現状維持思考。

下がるよりは、上がらないかもしれなけど、現状に留まっていたい。

2人目を妊娠しながら働いている時に、
ありがたいことに同僚の方たちから気遣っていただき、
私の実家が超遠方であることを心配してくれていました。

「復帰したら、時短とりなよ!」
「教員辞めるのはもったいないよ」
「子育てが大変なのは、ほんの数年よ」

と、50代の先輩ママ先生たちにたくさん励まされました。

昔は、育児休暇は1年しかなかったり、時短なんて取れなかったのに、
先輩ママ先生たちは仕事を続け、本当に苦労されたと思います。
なのに、私に優しい言葉がけをしれくれて本当にありがたいです。

そんな先輩ママたちは、退職金が1600万円ほど出る予定だから、
2000万円問題まであと400万円足りないのー。と悩んでおりました。

いやいやいや、30代の私の退職金なんて、
もはや1000万円ももらえればいい方になるのではないか?
退職金っていう法律があるわけではないから、
廃止になる可能性だってあるよね。

もしかして
先輩ママたちの辞めるなんてもったいないという考えが
30代の私に適してないのでは?

大学費用と老後資金


この2つを長期積み立てしている家庭が多いのかな、と思います。
これがあるから、辞めるなんてもったいないのかな?

私はつみたてNISAを始めて、老後への不安が少し和らぎました。

また、SNSを見ていると、私立の大学に自宅外(子ども一人暮らし)から通わせる金額500万円~1000万円などと書いてあります。

本当にこんなにお金が必要(かならずいる)なのかな?

自分は貧乏家庭で、自宅から通える国立大へ。
無利子の奨学金をもらいながら、バイトしながら、
そして就職につながる教育学部に行きました。

お金が潤沢にあったら、浪人して薬学部行きたかった、、とは思います。
当時、浪人しないと行けないくらいの勉強しか現役の時にできなかったんだから、情熱が足りないんだから諦めようと考えました。
(薬剤師になってやりたいことがあったわけではなく、どこでも働けて年収高いからなりたかっただけでしたしね。)

子どもにお金のことで、選択を狭めたくありませんが、
親が無限に出せるわけではないので、
どこが落としどころが改めて考える必要があると思います。

子どもが小さい時と大学生の時

極端な考えですが、大学に行く費用を用意するよりも、
幼少期の子どもにじっくりと向き合う時間を作る方が
子どもの人生に必要なのではないかと思います。

それは必ずしも、実親だけとは思っていません。

そして、がっつり働いていても、できる人もいると思います。

ただ、私にとって
教員フルタイム+乳児幼児のお世話+家事+じっくり向き合う
がキャパオーバーなんです。

非常勤講師(+副業)という選択

近年、正規採用は低倍率

しかもきっとなるべく即戦力が欲しい

となれば、正規教職員を一度やめて、非常勤講師として働き、
子育てが落ち着いたら、
採用試験を受け直してもいいのではないでしょうか。

退職金よりもほしいけど、、、

私にとって、老後資金よりも、
今の子ども達との時間を、心に余裕をもって過ごしたい。

私にとって、授業準備する時間がしっかりと確保できれば、
いろいろな授業をするのは楽しいし好き。
むしろ私立の学校やオルタナティブスクールにも興味ある。
だから、子育てが終わってまた自分の時間がたくさん作れたら
仕事するのはそんなに苦じゃないと思う。

そして副業もやってみたい☆

そんな風に考えたので、もし、教員辞めるなんてもったいない呪縛にとらわれている人の少しでも参考になれば嬉しいです。


私の周りには、子育ても家事も授業も学級経営も分掌も旦那の世話までやってるスーパーウーマンがいらっしゃいますし、実家に頼りつつ頑張っている先生もいらっしゃいます。そういう方々に助けられています。少しも否定する思いはないので、不快に感じた部分があったら私の文章力の問題です。申し訳ありません。

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