【読書】今年急に「本」を読み始めた私
こんばんは。育休中教員のmiiです。
今年に入って急に読書が趣味になりました。
入っているオンラインコミュニティ(HUC)の読書会に参加するだけでは飽き足らず、オンラインコミュニティ(SUNNYPARK)内で読書会を開いたり、ゆる読書会というオンライン読書会でファシリテーターをしたりするほどです。
しかし、今までの私は、趣味といえる程、読書をしていませんでした。
過去をちょっと遡ってみます。
こう振り返って見てみると、今まで私の人生の中では「漫画」は趣味と言えるほど楽しんで読んでいたけれど、「本」は情報を得るためにやむなく読んでいました。
「本」の読書はそれまでの私にとっては、趣味ではなかったのです。
情報を得るためにやむなく読んでいたハウツー本達、
どれもその時の私には必要だと思っていました。
特に教員をやっている間は、その時学習指導に困っている事柄に関係するタイトルの本をつまみ食いするかのごとく読み、ちょっと試しては上手くいったりいかなかったりして、またハウツー本を探すというような具合でした。
学級経営のキホン、授業づくりのキホン、作文指導、体育の跳び箱の跳ばせ方、水泳の効果的な指導、生徒指導など、
細かいスキルを身に付けるためのテクニックを身に付ける為だけの読書。
その時々で困ったテーマについて、自分で考えることはせずに答えばかりを本に求めていたように思います。
また、カリキュラムで示された内容を身に付けさせるための分かりやすく面白い授業を追求しようとしていました。
つまり、自分の中に「これを子どもたちに伝えたい」という内容を見つめた授業をしてきていませんでした
そんな中、私に妊娠出産育児というイベントがおこりました。私は昨年末に育児疲れから鬱になり、オンラインカウンセリングを受けたり、いろいろな本を読みまくりました。リアルな人の言葉と、本の著者が書いてくれた様々な知識や経験にたくさん救われました。
30代後半になって、「本」の読書が趣味になった私は自分の価値観ががらりと変わりました。
今の私には、はっきりと言えます。
周りの人や、本から多くを学ぶことは大切だ。
それは自分の血肉となって、あなたを救ってくれるよ。
わたしは、将来教員に戻った時に、子供たちにそれを伝えたい。
その為に學校教育では漢字を学ぶし、文章の読み方を学ぶし、社会や理科などの知識も学ぶし、協働の仕方も学ぶ。
本当だったらそれ分かってて仕事してないといけなかったのに、私は目の前の困りごとにばかり目を向け、それをあくせく解決しようと動き回って。
なんとも方向性の間違った努力をしてしまったものです。
今の私には喫緊で必要なハウツーがあまりありません。
だからこそ、今更やってきた成長期で、本や人からたくさん吸収して、子どもたちの学習支援をする自分の底を支えたい。
わたしは一時、教師を辞めるけど、自分では駐在帯同期間は長期の海外研修だと思っています。
日本に帰ってきたらパワーアップした教師になれるように、読書も継続し、海外駐在帯同で様々な価値観に触れて、自分をアップデートしていきたいと思います。
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