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【読書】今年急に「本」を読み始めた私

こんばんは。育休中教員のmiiです。

今年に入って急に読書が趣味になりました。
入っているオンラインコミュニティ(HUC)の読書会に参加するだけでは飽き足らず、オンラインコミュニティ(SUNNYPARK)内で読書会を開いたり、ゆる読書会というオンライン読書会でファシリテーターをしたりするほどです。

しかし、今までの私は、趣味といえる程、読書をしていませんでした。

過去をちょっと遡ってみます。

【私の読書遍歴】
・小学校の低学年は読めば読むほど褒められたので、シリーズ物を読み漁る(ワカッタさん・コマッタさんシリーズ等)

・小学校中学年~高学年、偉人マンガや歴史マンガにハマる。

・小学校高学年、漫画雑誌「リボン」や「なかよし」を買い始めたことで、  
一気に本から離れ、漫画ばかり読む

・中学生、少年マンガ、少女マンガを友達と貸し借りしまくって読み耽る。「読み過ぎちゃう?勉強せんでいいの?」と、友達にひかれる。

・高校では、少年マンガ、少女マンガに加え、コミックエッセイにはまる。
その頃読んだ『ダーリンは外国人』の影響で、大学で日本語教育を専攻。

・大学時代は部活とバイトばかり。少年マンガ、少女マンガも読みつつ、大学に入って手に入れたパソコンで、様々な人のブログを読み耽る。アメブロ時代。

・就活中に2~3冊のビジネス本を読んで、「営業職面白そう」と安易に考え就活をする。その後、伊坂幸太郎さんと石田衣良さんと東野圭吾さんにはまり半年ほど読みまくる。

・社会人1年目、民間企業の営業職。営業に関係する本を読んでみるも興味持てず。毎日忙しく、本から遠ざかる。

・10か月位で退職し、バイトしながら通信制大学の教職課程を受講。教育関係の本をそこそこ読む。

・教員採用試験に合格して小学校教師になる。
日々の教育活動をちょっとでも良くするために、学校教育ハウツー本ばかりを読む。
(『国語授業キホンの作り方』『誰でも上手くいく学級経営』『イチから始める図工指導』みたいな感じの本)
また、ハウツー本を読んでいない時間はスマホゲームのツムツムばかりやっていた。(時間の浪費)

・産休に入り、子育てコミックエッセイ、インスタの子育てアカウントを見まくる。子育て・教育ハウツー本を読む。
(『赤ちゃんがすやすや寝る方法』『子供の脳は3歳までに…』『手抜きでもおいしい離乳食』みたいな感じの本)

・復帰が近くなり、仕事と子育て両立ハウツー本を読む。
(『定時で帰る時間術』『時短家電で作り出す自分時間』『ズボラな人の部屋の整え方』みたいな感じの本)

・昨年夫の海外駐在話が浮上し、4年間、家族で帯同することになる。育休延長→2023年5月退職予定。将来的に教員に戻る予定。
現在よく読んでいる本は、小説、自己啓発書、哲学書、政治経済歴史などイチから学びなおし系本

こう振り返って見てみると、今まで私の人生の中では「漫画」は趣味と言えるほど楽しんで読んでいたけれど、「本」は情報を得るためにやむなく読んでいました。
「本」の読書はそれまでの私にとっては、趣味ではなかったのです。

情報を得るためにやむなく読んでいたハウツー本達、
どれもその時の私には必要だと思っていました。

特に教員をやっている間は、その時学習指導に困っている事柄に関係するタイトルの本をつまみ食いするかのごとく読み、ちょっと試しては上手くいったりいかなかったりして、またハウツー本を探すというような具合でした。

学級経営のキホン、授業づくりのキホン、作文指導、体育の跳び箱の跳ばせ方、水泳の効果的な指導、生徒指導など、
細かいスキルを身に付けるためのテクニックを身に付ける為だけの読書。
その時々で困ったテーマについて、自分で考えることはせずに答えばかりを本に求めていたように思います。

また、カリキュラムで示された内容を身に付けさせるための分かりやすく面白い授業を追求しようとしていました。
つまり、自分の中に「これを子どもたちに伝えたい」という内容を見つめた授業をしてきていませんでした

そんな中、私に妊娠出産育児というイベントがおこりました。私は昨年末に育児疲れから鬱になり、オンラインカウンセリングを受けたり、いろいろな本を読みまくりました。リアルな人の言葉と、本の著者が書いてくれた様々な知識や経験にたくさん救われました。
30代後半になって、「本」の読書が趣味になった私は自分の価値観ががらりと変わりました。

今の私には、はっきりと言えます。
周りの人や、本から多くを学ぶことは大切だ。
それは自分の血肉となって、あなたを救ってくれるよ。

わたしは、将来教員に戻った時に、子供たちにそれを伝えたい。
その為に學校教育では漢字を学ぶし、文章の読み方を学ぶし、社会や理科などの知識も学ぶし、協働の仕方も学ぶ。
本当だったらそれ分かってて仕事してないといけなかったのに、私は目の前の困りごとにばかり目を向け、それをあくせく解決しようと動き回って。
なんとも方向性の間違った努力をしてしまったものです。

今の私には喫緊で必要なハウツーがあまりありません。

だからこそ、今更やってきた成長期で、本や人からたくさん吸収して、子どもたちの学習支援をする自分の底を支えたい。

わたしは一時、教師を辞めるけど、自分では駐在帯同期間は長期の海外研修だと思っています。

日本に帰ってきたらパワーアップした教師になれるように、読書も継続し、海外駐在帯同で様々な価値観に触れて、自分をアップデートしていきたいと思います。

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