エネルギーの発散

足がパンパンにむくんでいる。

朝と夜とで足の太さが全然違う。

針で刺したら風船みたいにボワンと破裂しそう。

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明日から４連休。

遠くには遊びに行けないから、近くの映画館でも行こうかと、上映スケジュールを見たけど、あまり観たいと思う映画がなかった。

というのも、この情勢で配給が少ないのか、過去の作品を上映していたりする。

本来ならきっと夏休み向けの子供映画で映画館は盛り上がっていたであろう。

そう思うと、オリンピックにしても夏フェスにしても同じだが、大規模なイベントが全くない夏。

人々は何を求めてエネルギーを発散するのだろう。

最近、90年代に流行った曲ばっかり聴いている。

あの頃、洋楽も邦楽もすごく熱を帯びていた。
ロックもR&Bやhip hopも名曲ばかり。

きっと、わたしはどこかあの時のキラキラした世界を懐かしみ、そのとき感じた胸の高まりを求めているんだろうと思う。

あのとき、初めて聴いたときの感情や感動、そして聴いた瞬間に別世界へ引き込まれるような音楽を少しだけ過去の扉を開けて、そのときの匂いを感じたいんだと...。

現実の世界ではエネルギーを感じることが難しいから。

もしかしたら、こんなことがなければ、その扉は開かずにいたのかもしれない。

間違いなく盛り上がっていたであろう新しい楽曲をヘッドフォン越しにチェックする日々を送っていたはず。

そう考えると日替わりでいろんなことが変わっていく今の不思議さに少しだけ疲れたのかもしれない。

おしまい。
※いつも読んでくれてありがとうございます。