人生の幸福度があがるキャリア選択 #2
前回、仕事と人生の幸福度には相関性があるという記事をかきました。
単に「好きなことを仕事にしたほうがいい」と言っているわけではありません。自分が価値をおいていることが同じ仕事、会社を選択することが鍵になります。もちろん切り口は、仕事の内容だけではありません。会社の思想だったり、一緒に働く人だったり様々です。
では、具体的にどういうステップを踏んでキャリア選択をするのがいいのか?について、このnoteで整理していきます。
「幸福」だと感じることは人によって異なりますので、まずは自分を知るところから始めます。
と、その前に…
転職エージェントでキャリアコンサルタントとして働いていた時、
相談に来る方の多くは、大なり小なり悩みを抱えていました。
その悩みは、転職することでしか解決できないのか?
これが1つ目のポイントです。
転職活動を始めると、いつの間にか、転職することが目的になってしまっていることがあります。
家を買うつもりはなかったのにハウジングセンターにいって、シミュレーションしてもらったらその気になってしまうみたいなアレです。
転職はあくまで手段の1つです。
自分を知る
次に大切なことは、自分を知ること。
それから、到達したいゴールと現実の乖離を知って、ゴールにつながる糸を「今」から探しだして何本も何本も繋げてくことです。
過去も含め、日々の選択と行動が今の状況を作り出しています。まずは自分を知って、現実が未来の自分に追いつくように糸を繋げていくのです。
このゴールを考える際には「なぜやりたいのか?」についても考えてみてください。やる理由がないのであれば、ゴールとしてふさわしくない可能性があります。
転職活動のためじゃなくても、定期的に棚卸とゴールのアップデートをしてアウトプットしていくと、思いもよらぬところでチャンスが舞い込んできたり、チャンスを掴みやすくなるのでオススメです。
信頼できる第三者をみつける
1から3までは自分である程度整理して、信頼できる人にアウトプットして磨いていく。4以降は、プロの力を借りて仕上げていくのが効率的です。
転職エージェントに登録してもいいですし、キャリア相談のみ受け付けている機関に相談してみるのもいいでしょう。
プロや、自分が実現したいことを既に実現している人に話を聞きに行くと、その人たちの見えている景色を知ることができます。そうすると、自分の中で曖昧だったことが、明確になっていくのです。
情報収集と意思決定
自分が価値を置いていることを明確にすることで、意思決定するために必要な情報が明らかになります。選考の際には、意識して情報収集しましょう。
意思決定するために必要なことが不足している状態で、意思決定するのは危険です。
どんなにしっかり情報収集をしても、入社してから「こんなはずじゃなかった」と思うことは少なからずあります。ということは、意思決定のタイミングで重要なピースが欠けていると、「こんなはずじゃなかった」はもっと大きく膨らみます
この「負のギャップをいかに減らすか」が幸福度を大きく左右します。
面接で質問しにくい…という方もいると思います。
基本的には、選考の段階であなたにとって重要な情報を提供したがらない、質問に誠実に答えてくれない会社を選ぶのはやめたほうがいいです。
ただ、有効な質問の仕方は存在しますので、
・聞きたいことはあるけど聞き方がわからない
・どのタイミングで聞くべきかわからない
という人は、プロに相談してみてください。
もちろん、今の環境を楽しめるかどうかは自分次第です。
でも、根本的なところで相容れない会社、環境で力を発揮することは難しく、幸福度を自分の力だけであげていくことは困難です。
最後に
もし「転職したい気持ちはあるけど、ゴール設定まではイメージわかない…」という場合は、この整理から始めてみてください。
( ∵ 最初に何かきっかけがあり、転職したいと思うの理由がいくつか重なって具体的なアクションに移行することが多く、これらは過去に自分に起こったことなので着手しやすいです)
・転職しようと思ったきっかけは何か?
・そこから、具体的なアクション(転職活動)に踏み切った理由は何か?
少なくともこれらを満たせない仕事では、幸福度はあがりません。
悲しいミスマッチを1つでも減らしたいと願いながら書きました。
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