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【自粛生活を満喫vol.2】タミさんのパン焼き器を買ってみた

前回の【自粛生活を満喫vol.1】の記事に続き、今回は自粛生活満喫シリーズの二回目の記事を投稿。

現在、多くの人たちがおうち時間を満喫するべくいろんなことにトライしているけれど、その中でもスイーツづくりやパン作りが人気らしいですね。
そんな記事を目にすることが多いなと。そしてその影響で小麦粉やバターやクリームチーズが売り切れ続出と。
実際、先日「チーズケーキでも作ろうかな」とスーパーに行った時に、乳製品の棚がガランとしていることに驚きました。


ちなみにですが、わたしは人生の中でお菓子作りに夢中になったことはなく。
そもそも料理も目分量で作るタイプの人間なので、綿密に材料を計る必要があるお菓子なんかは苦手でした。
ところがどっこい。
そんな人間でも「チーズケーキでも作ろうかな」と思うんんですよね。どんなタイミングで思うのかっていうと、それは多分、朝起きて「走ろう」と思うタイミングと似ているのかなと(前記事参照)

そんなわけで、お菓子作り苦手人間がこの1ヶ月でコーヒーゼリー、豆乳チーズケーキ、チョコレートケーキ(これは感動大作だった)をつくったのだから、自粛生活っていうのは新しい自分に気づけるような貴重な期間だったりするのかも。
実際、チョコレートケーキを作った時には少しナチュラルハイになった。
そして完成したケーキの写真を見た人たち(インスタストーリーズ)から、

「ケーキで初めて涙が出ました」
「感動しました」
「いろんなことを乗り越えてきた姿に元気をもらいました」

というメッセージをいただき、こみ上げてくるものを感じたし、その感動を越えてやろうという、モチベーションにもなった。


そしてある日、「パン焼き器を買いたい」と旦那氏に伝えてみたのだ。
結果、なぜかホームベーカリーを購入することを大反対され(トラウマがあるみたいだった)、ランニングマシーンのようには口説き落とせそうもない感じがしたので、南部鉄器のパン焼き器、そう、タミさんのパン焼き器を購入することに決めたのでした。

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(メルカリで購入)
まず、ビジュアルがかわいすぎる。
南部鉄器というだけでテンションが上がる。
そして、なんとこの鍋、蓋の部分もフライパンとして使えるみたいなのです‼︎
鉄鍋餃子とかハンバーグとか、ミニパエリアとか、麻婆豆腐とか、もはやパンを作るという目的を忘れそうなくらいなんかワクワクです。

ちなみにタミさんのパン焼き器の名前の由来は…

近江タミ子さんが戦後に子どもたちに美味しいパンを食べさせてあげたいという気持ちで作ったジェラルミン製の鍋を、お孫さんである及川久仁子さんによって南部鉄器として復元させたものなのです。(macaroni 引用https://macaro-ni.jp/19882)

というもの。
タミさんの愛がお孫さんの愛に繋がって、そしてまた、その愛に惹かれる人たちがこの通称タミパンで愛する家族にパンを焼くのだ。
なんてことだ。ストーリーだけでご飯3杯食べられる。

ここでさらっと告白してしまいますが、実はわたしはパンがあまり好きではない。
それなのに購入しようと思ったのは、旦那氏や遠くに住む家族達、そしてパン好き女子達にプレゼントしたいと思ったからです。

やっぱり愛だな。愛が愛を呼んだ。


というわけで、届いたその日にさっそくタミさんのレシピで作ってみた(21時からスタート)。タミさんのレシピではドライイーストではなくてベーキングパウダーを使う。砂糖も卵もバターもわりとしっかり入れる。
これ、パンなのかな??と思いながら作ってみた。

そして失敗した。

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味はとても美味しかった。想像していた通り、ホットケーキのような感じになった。美味しくてその日中にほとんど食べました。

でも失敗。

膨らまなかったんですよね。あと焦げた。


それでちょっと考えたんですよね。他の人たちのブログやクッ○パッド、インスタの投稿などを拝見しまくりました。
そしたらやはり(わたしのイメージしていた)膨らんでるのはみんなドライイーストを使っていました。

ので、ドライイーストを使って再チャレンジをしました。
今回は、バターも牛乳も入れず、砂糖もほんとびっくりするくらいちょっとだけを使用。生まれて初めての一次発酵を経験した時には、2倍くらいに膨らんだ生地を見て「うお‼︎」と声をあげてしまいました。

慎重に丁寧に…
レシピ通りに…

焼き上がり、蓋を開けたら、

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きた!!!



これですこれ。このビジュアルを待っていました。
やっぱりドライイーストがあった方が良かったのか!と、ちょっとうるうるしながら触ってみたら…


ん?


硬い(笑)
硬いよ!驚くほど‼︎


というちょっと冷や汗ものの時間(とんでもないものを作ってしまったんじゃないか⁉︎)の後、食べてみたら意外と大丈夫だった。
フランスパンとかバタールとかの硬さですね。
そして味に関しては当たり前のようになく。
そのままで食べるとなんとも味気ない感じになりました。
多分これ、外側から味を加えてあげたら美味しいんじゃないか?と思い、

帰宅後の旦那氏に、あんバターサンドを作ってみました。

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(あんこは今カルディーで大量に売っている「あんこジャム」を使用。)

旦那氏は、本当においしいと思った時って、口に運んだ瞬間に川越シェフみたいな顔になるんですよね。それで分かりました。美味しいんだなと。

「うわぁ、俺、これ好きだわ!めっちゃうまい!」

とのお言葉をいただきました。
念のため、それはあんことバターだけの仕事を言っているのかを確認しました。パンもおいしいと言ってもらえました(笑)
バタールに近いとのことでした。
翌日は、ミニピザトーストにして食べておりました。


というわけでタミさんのパン焼き器、失敗からの成功をおさめることができました。うれしいです。もっともっと改良できるところはあるので研究していこうと思います。そして、青山パン祭りファン並みにパン好き女子たちにプレゼントするのだ。

「パン焼いたけどいる?」

って言うの。超おしゃれじゃない?
あと、愛じゃない?


あぁ、でもパンの前に次は鉄鍋を料理で使いたいなぁ。
夢は膨らむのだ。



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