月経痛に「砂糖」!? サトウキビと上海の思い出 #日々雑記
上海で働いていたとき
月経痛でつらそうな女性がいると
みんな口をそろえて
「紅糖を飲め」と言っていました。
「紅糖」をお湯に溶かして飲めというのです。
「紅糖」って何かというと
日本でいう黒砂糖に当たります。
日本人からすると
「なんで砂糖❓❓」と意味不明です。
実は、中国で「紅糖」は
月経痛の緩和、月経不順などに
よいとされています。
薬膳では、精製された白砂糖は
体を冷やすのに対して
「紅糖」(黒砂糖)は
血行をよくし体を温めるとされ
冷えが原因の月経トラブルに
よいと考えられているのです。
まるで薬のように
「紅糖」を常備している女性もいました。
月経痛に悩まれている方は
一度試してみてもよいかもしれませんね。
※中国人によると、中国で売られている
「紅糖」と「黒糖」は別物らしいです。
✨✨✨
話は変わりますが
砂糖にまつわる
上海語学留学中の思い出があります。
ある夏の日のこと。
日本人の友達が家に遊びにきていたところに
中国人ルームメートのソン君が
袋いっぱいのサトウキビを抱えて帰ってきました。
それまで道端でサトウキビが売られているのは
知っていましたが買う勇気もなく
どうやって食べるのかも分かりませんでした。
ソン君はサトウキビをつかむと
「ボク、これ大好きなんだ」と
サトウキビの外皮を剥いだものを
そのままガジガジかじりだしました。
日本人3人はおおーっと衝撃!✨
そして勧められるままに
みんなでサトウキビをガジガジ ガジガジ。
「うーん、甘いけど
繊維が口に入って…ペッペッ」
「歯が正しい位置に収まった感じがする…」
「顎が疲れてきた…」
と、おのおの感想を口にしていました。
ふと思い出した
甘〜いサトウキビ初体験でした。
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