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イタリア旅行(マテーラ〜ナポリ編)2023.5.1


前回👇

朝食 @ホテル

今日はイタリア観光最終日。ゆっくり取れる朝食もこれが最後…。
甘いもの、サラダ、ハム、チーズ、ブラッドオレンジジュース。イタリアの思い出を詰め込んだ。
このバケツヌテラも当分見れないんだね…

マテーラ向かうよ

ナポリを出て、世界遺産・マテーラへ向かう。バスで約3時間。
田園風景が続く。家畜の羊を見かけた。ずっと同じ風景のようで少しずつ違っているから、永遠に見ていられる…。
サービスエリア・Sarniへ立ち寄る。
ここでもカプチーノ。Segafredoよりillyの方がよく見かけた。というかこの旅でまだSegafredoを見ていない!
スーパーっぽいサービスエリア。価格帯も安いお菓子が並ぶ。
チョコ系のお菓子が充実してるイタリア。ポテトチップスなどのスナック系はあまり置いてない。カルビーのポテトチップスで日伊親睦を深めたい。
レモネードソーダ(フィレンツェのレストランで飲んだもの!)と、Pocket Coffeeを味わいながら、再びマテーラへと向かう。このPocket Coffeeは、チロルチョコくらいのサイズで、チョコの中に液体のエスプレッソが入っているもの。眠気覚ましに食べる人も多いそう。イタリア土産にぴったり!
イタリアのあちこちで見かけたガソリンスタンド。火を噴いてる犬が可愛い。よく見たら6本足!

マテーラ

そんなこんなであっという間にマテーラ到着。雨が降ってきた🥲
現在地
ヴェネツィアやフィレンツェなど、行く先々の観光地でもお土産屋が連なっていたけど、ここは蚤の市みたいな感じで雰囲気が良い。しかしレストランを目指す足を止められないので素通りです。
さびれた街なのかと思ったけど、ローマみたいにゴミが落ちていなくて清潔感がある。雨に濡れていても、趣があって良い。
広場にあるちょっとしたお土産屋? 案内所みたいな立ち位置でもあるのかな。テーマパークだったらカチューシャとかが売られているような佇まいのお店、実在した。
どこに繋がるか分からない小道がたまらなく好き。
細い小道を抜けると、街並みが——
傾斜のついた土地(というか山)に、建物がびっしりと並ぶ。奥に向かって山が高くなっていくから圧迫感はなく見晴らしが良くて、細い小道に人が通ってるところまでしっかり見える。

昼食 @Il Terrazzino

さっそく昼食!洞窟のレストランへ。
真っ白だけどあたたかみがある店内。
窓際の2名席に座れて嬉しい!(窓の写真なし)
これが窓の写真(部分的すぎる)。遠くにマテーラの街並みが広がっていて、ずっとここに居られる心地よさ。
耳たぶ型のパスタ・オレキエッテ。形が小さいから食べやすいし、パスタのぷりっとした食感を味わえる。
ソーセージとチコリの和え物。ソーセージがしっかり味付けされていてしょっぱいけど、チコリの苦みが中和してくれる。
口どけの良いアイスケーキ。ここのレストラン、ぜんぶ美味しかった!

マテーラの洞窟住居

グラヴィナ渓谷の斜面の岩肌を掘って造られた洞窟(サッソ)。8〜13世紀、イスラム勢力の迫害から逃れるためにキリスト修道僧が住み着いた。衛生的観点から政府が住民を新市街地へ移住させる1950年代まで、ここに本物の暮らしがあった。当時の内装を見学する。

キッチン。白い壁に木材のブラウンがナチュラルで現代視点でもおしゃれに見える。salutという雑貨屋にこういう雰囲気のグッズ売ってた(?)
家畜と一つ屋根の部屋で過ごしていた。
ベッドは角がゆるやかなカーブになっていて、ちょっとでも寝相悪いと落ちるやつだ!
置き物色々
絶妙に人間らしい、親しみのある天使。
洞窟内は狭いけど天井が割と高い。小窓可愛いけど開け閉め大変そう(?)
スクエア型のフラップバッグを発見。
靴も置いてある。暮らしを感じさせるアイテムは色々あるけど、靴ほど住人そのものの存在を感じさせるものはない。
アンティークショップの装飾と言われてもまったく違和感ない。

マテーラ街歩き

マテーラで暮らしが始まったきっかけはポジティブなものではないけれど、いまこうやって美しい景観として楽しめるのは、良かったことなのかもしれない——
どこに繋がってるか分からない小道にどきどき。
ベージュ、ブラウン、テラコッタが基調とされるなかで、鮮やかなグリーンがアクセントとなっている。
AEDもグリーン(でもここだけでなく他の街でもグリーンらしい)
案内看板も“いかに目に留まるか”ではなく“景観にマッチするか”の方が大事にされてるのが素敵。広告代理店勤務の私には最も遠いデザインだ……
お洒落な自転車など存在しないと思っていたから、デザイン拘らずテキトーなものを使ってきたけど、これを見てお洒落自転車の存在を知った。
晴れた日の午前、このベンチでゆっくり読書しながら通りかかる知り合いに手を振る……みたいな暮らしの妄想。
このとき大雨だったのに干され続けていた洗濯物(装飾?)
遠くに見える十字架はサンタ・マリア・デ・イドリス教会。
深〜〜い渓谷!!雨が降ってるのに空気が美味しい。開放感MAX。
ルネサンス建築のセディーレ宮殿。
大聖堂。ローマ行ったあとだと素朴に見えてしまうけど、どうやら中はしっかり豪奢になってるそう(中に入れなかったのでGoogle情報)。マテーラにも彫刻作品がそれなりにあって、どういう経緯で芸術が育っていったのか知りたい。
マテーラ観光終了。この街についての予習をなにもしてこなかったけど、想像以上に楽しめた!

夕食 @Trattoria Pizzeria Castelnuovo

ナポリに戻って、最後の晩餐🥲 
港のすぐ近くにあるレストラン。
傘袋にわざわざ印刷入れてるのがお金かかってるし、手書き風の絵のタッチやネイビーのインクがお洒落。
ナプキンにも印刷が。マリン好きには堪らないデザイン。持ち帰りたかったけど、しっかりナプキンとしての役目を果たした(=汚れた)ので写真で思い出に残す。
スパゲッティー・プッタネスカ。アンチョビの風味が美味しくていくらでもおかわり食べたいくらい。しかしそういうときに限って少なく盛られがち!
お皿いっぱいに盛られたサラダ。
ビーフ煮込み。味付けがしっかりしている。いつもは3皿のコースだったのに、最後の晩餐だからか(?)4皿のコース🤤
パンナコッタ。盛り付けがまたしてもテキトーだけど、これが美味しいんだ…。偶然にもイタリアカラー🇮🇹が揃った。


イタリア観光終了——

夢よりも楽しい5日間が終了した。美術、自然、料理、言語すべてにおいて私にとって心地よいイタリア、また来るね——



まだ、つづく👇

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