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鎌倉日帰り旅行 2024.6.22

例年より遅い梅雨入り。嫌なことを早く済ませておきたい私としては、せっかく6月が終わるというのに引き続き雨予報に怯ることになると思うと先が思いやられるが、6月22日(土)は晴れ予報と聞いて、弾丸鎌倉日帰り旅行を決定。紫陽花が見頃を迎えた鎌倉を存分に楽しんだ。


北鎌倉

朝9時、北鎌倉に到着。ただでさえ人気の観光地だけど、紫陽花を観に来た観光客で朝から賑わっている。
住宅や道にも紫陽花がたくさん咲いている。
予報通り晴れたのが嬉しい……!!

喫茶 門

モーニングは、北鎌倉駅から1分も歩かない場所にある喫茶 門で。バタートーストとゆで卵、これくらいシンプルなのが丁度良い。奥の窓が大きく自然光がたっぷり入る(ジブリ版『魔女の宅急便』のキキの実家ってこんな感じだった気がする☺️)。地元の人も多く来店していたようで、店内は喫茶店のママと常連さん達が和やかに会話している。近所の観光地おすすめ情報をしっかり盗み聞きしておく。


明月院

紫陽花の名所とは聞いていたが、想像を優に超えてきた明月院。「悟りの窓」とも呼ばれる丸窓は、異世界を覗き見しているよう。
背の高い紫陽花が、通行人を包み込むようにして両脇から咲き誇っている。
「明月院ブルー」という名で親しまれる淡いブルーの紫陽花。正直、人生で初めて紫陽花を美しいと思った……。
人の顔くらい大きい紫陽花も。
昨夜の雨か、朝露か、ところどころにある水滴もまた趣深い。


葉祥明美術館

明月院の手前にある葉祥明美術館。予定に組み込んでいなかったけど、西洋建築(ジョージアン建築をベースにしているそう)に吸い込まれた。
テラス席もあって、エリック・ロメール監督『海辺のポーリーヌ』の舞台かと錯覚してしまう……。


長谷

気づけばもう11時を回っていた。長谷寺で紫陽花を見るには14:00まで待たないといけないので、周辺を散策する。
※整理券は早めに発行が吉◎
般若坊で生しらすと揚げしらすのハーフ丼をいただく。生しらすは臭みもなく、ぷるぷるの食感が美味しい。量も多すぎず丁度良くて、味も満足の定食。
御霊神社の手前に、江ノ電がトンネルから出てくる有名スポットあり。ここで写真を撮るのは難易度高いので全くおすすめしません。
続いて成就院へ。長谷から極楽寺へ行く道にあって、駅前より緑が多く、深呼吸するだけで気分がスッキリする。
成就院から由比ヶ浜を眺める——
で、由比ヶ浜に到着💨
日差しは強いけど海風が吹いて気持ちいい。このあたりの海は波が穏やかで、足を入れるにもちょうど良い(波が激しいと引っ張られるので…)
高徳寺にもぶらっと立ち寄っておく。大仏様より蓮の方に夢中になってしまってごめん…
高徳寺の近くにある雷神堂で、焼きたての醤油煎餅をいただく。醤油につけてもまだカリッとしている煎餅と、パリパリの海苔が美味しい。



長谷寺

14時、長谷寺へ。午前中に整理券をとっていた紫陽花を見に行く。この写真は睡蓮🪷
こっちは時遡って午前11時頃に見た長谷寺の蓮。午後に訪れた時は既に花は閉じていた。
可愛いお地蔵さんが仲良く並んでいる。
紫陽花が咲いてるスポットは長谷寺の中でもかなり登った先にあり、そこからの眺めが海あり緑あり赤い屋根ありでとにかく鮮やか!
地中海と言ってもギリ許されるはず。
肝心の紫陽花は見頃を過ぎたと言われていたものの、全くその感じなく咲き誇っていた。うまく写真を撮れなかったけど、急勾配な場所一面に咲いてる様は圧倒されずにはいられない。
明月院に比べて様々な色の紫陽花が咲いている。
紫陽花界のファッショニスタこと額紫陽花
木漏れ日が美しい庭園
人間の気配に全く気がつかない鯉、賢く生きてる証。
大吉だんご=みたらしだんご


鎌倉

鶴岡八幡宮 風の杜

鎌倉駅へ移動。大賑わいの小町通りを抜け、鶴岡八幡宮内にある茶寮 風の杜へ。
蓮沼を一望できる窓際の席に通していただけてラッキー!花の咲く時期にきたら、きっと悟りを開ける。
あじさいソーダは、透明感たっぷりな紫色に見惚れるだけでなく、ぷるぷる触感のゼリーが楽しいドリンク。
……🦋……
この旅を鶴岡八幡宮の境内散歩で締めよう。
リス発見!観光客の多い場所だけどまだ野生の動物が息づいている。


鎌倉から帰る時はグリーン車一択

数年前に大学の先輩とグリーン車で鎌倉から東京へ帰ったあの日から、私もこういう時は出し惜しみせずグリーン車を選ぶようになった。日帰りなのに、大満足の旅行気分を味わうことができる、最高のライフハック。


おまけ : 鎌倉・江ノ島で聴きたい音楽

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