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快適な睡眠はインテリアでつくれるのか#4|エアコンが老化を促進させる

日ごと暑くて湿気が強くなってきていますが、エアコンつけたまま寝ている方も多いのではないでしょうか。このタイミングでエアコン壊れたら生きていけない!というかたも多いかもしれません。

エアコンは気軽に部屋を冷やしたり、温めらたりできる便利な空調設備ですが、空気中の水分を奪い乾燥するので、肌がカサついたり、喉が痛くなったりしますよね。

そんな便利で、付いてるのが当たり前、てぐらい受け入れられているエアコンも、睡眠時に使い続けると老化をあっというまに促進させるとしたら見直したいでしょうか。


冷暖房=エアコンではない?

冷暖房=エアコンと思っている方が多いかもしれませんが実は違います。

輻射式という言葉を聞いたことがありますか。聞きなれない方も多いかもしれませんが、送風によって温めるのではなく、遠赤外線で物体そのものを温めたり冷やしたりする空調方式の事で、床暖房やオイルヒーターなどはこの輻射式です。

また冷房も可能です。輻射式というと難しく聞こえるかもしれませんが太陽の熱も同じ仕組みです。冷房はつららがある鍾乳洞をイメージすると分かりやすいかもしれません。

輻射式冷暖房の素晴らしさをすごく伝えたい!!

エアコンと違って体の表面を温めたり冷やしたりするのではなく、体の芯から温めたり冷やすのでとても気持ちよく、また燃焼などで空気を汚したり乾燥させたりせず、対流が無いのでホコリが舞うこともなく静かで、驚くほど快適です。

ホントに素晴らしいので、この十数年ずっとおススメしているのですが、コストなどの条件が合わなくてなかなか採用されなかったのですが(涙)、ここにきて少しづつ増えてきました。

そして、一昨年(2018年)に全館輻射式空調のホテル第一号が福岡にオープンしました!祝!

喉が命のミュージシャンはホテルには自前の加湿器を何個も持っていき、寝ている間の喉の乾燥を防ぐというのを聞いたことがありますが、ミュージシャン待望のホテルになったんじゃないかとおもいます。

輻射式のデメリットもお伝えします

そんな良い事づくしの輻射式冷暖房ですが、デメリットとしては機器自体のコストがエアコンに比べると少々高い事と、ある程度の面積が必要なこと、効果を高めるために壁材にも配慮がいることです。

新築時やリフォーム時など設計段階からの検討が必要で、後から設置するのが難しいという事があります。

ただ最近は、健康志向も高まり導入事例も増えてきた分、コストも一昔前に比べてだいぶお安くなりました。暖房だけでしたらオイルヒーターで十分ですので気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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