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私が信じる「デザインの力」

初めまして、尾崎美穂です。and D.consulting(アンドディーコンサルティング)と、Cotton’s(コットンズ)という2つの会社の経営を行なっています。
SNSに手を出したことのない私が、初めてのnote。皆さんにお伝えしたいことがあって、思い切って始めてみました。

そもそも尾﨑美穂って誰?

私の自己紹介は意外性があるらしく、軽く説明すると「えっ?えっ?」と二度聞きされます。簡単にまとめますと、このような感じです。

●京都精華大学日本画専攻を卒業後、興味ある仕事を転々とするフリーターとして数年。
●大阪にて、デザイナー・イラストレーター・革小物作家・講師として、フリーランスでの15年。
●アテなしコネなしお金なし。身ひとつで上京。
●スカウトされたデザイン・イラストの会社に、38歳にして生まれて初めての就職。
●アートディレクターとして入社するも、いきなり経営難。
●社員を巻き込んだ経営改革を行ない、3年でV字回復。
●入社3年で取締役副社長、さらに5年経った2019年に社長就任。
●同年、コンサルティング会社を創立し、代表取締役に就任。
そして今に至る。

そんなところでしょうか。なんだか「へんてこ感」があるのかもしれません。それぞれの時代のお話は、次の機会に書いていきたいと思います。

「デザインの力」で何事にも取り組んできた

どうして自己紹介で、「V字回復を叶えた」なんて自慢めいたことを書いたのかと言いますと、「デザインの力は経営の中で生かすことができる」ということをお伝えしたかったのです。

ずっと「つくり手」で、経営はもちろん就職経験もなかった私が、なぜ経営改革なんてものができたのか。そんなことをよく聞かれます。その都度答えていたのは、「デザインを作る時の考え方で全部やってきた」というだけです。当時は、それ以上聞かれても自分でもよくわからなくて、答えられませんでした。

デザインとは、見た目を良くするためだけのものではありません。困ったできごとに対して、どのように解決していくべきなのか、デザイナーの思考方法を使うと、人々が求める正しい解決策へと導いてくれるのです。いわゆる「デザイン思考」ですね。この「デザイン思考」を使って、私は目の前にあるたくさんの問題と向き合い、ひとつ一つを改善しながら経営を行なってきました。

20年以上クリエイティブ業界に身を置いて感じることは、「デザインの真の意味を多くの人は理解していないし、うまく活用できていない」ということです。それは一般企業さんだけではありません。当事者であるクリエイターの皆さんにも言えることです。

クリエイターの持つ表現力やそこに至るまでの思考方法は、世界でも注目されているほどに、素晴らしいものなのです。それによって、企業を力強く支えることができるし、混沌とした社会の多くの問題を解決できる力に満ち溢れています。

私の野望はクリエイティブ業界を変えること

会社を支えるビジネスリーダーの皆さんには、デザインの価値をご理解・有効活用していただき、会社をより強固にしてほしい。クリエイターの皆さんには、クリエイティビティを思う存分発揮し、正しく評価されてほしい。

すると、互いの価値を最大限に活かすことができ、両者が一丸となって、唯一無二の価値や相乗効果が生まれるのではないか。

私が行なってきた、デザインを経営に活かす方法や、そもそも持つデザインの価値を、多くの人たちにお伝えして、役に立ててはもらえないものだろうか。

そんな風に考えた結果、経営に生かせるデザインスキルを初めて言語化し、ビジネス本を出版することを決意しました。本を出す、と言っても、名もない私が簡単にできることではありません。ですが、血を吐くような努力(笑)と、周りの仲間や関係者の皆さんに助けてもらいながら、ついに叶うことになりました。

この考えをもっともっと広めるために

2020年秋、『デザインを重視した経営術(仮題)』刊行予定です。刊行に先立って、今「ブックサポーターズ」を募集しています。

【ブックサポーターズとは】
「デザインを経営に生かす」という考え方にご期待・ご賛同いただける方や、尾﨑美穂の活動に共感・応援してくださる方のことです。サポーターズになっていただけましたら、拙著を1冊プレゼントさせていただきます。さらに拙著の奥付近くに「ブックサポーターズ」としてお名前を掲載させていただきます。100名様ほどを募集しておりますので、もし興味を持っていただけましたら、リンクをご覧ください。
※2020年7月22日まで


上記では、さらに詳しく拙著のことを書いています。共感していただける方々に支えられて、拙著は生まれるのだろうと感じています。ご応募いただけることを心から願っています。

今後noteでは、ページ数に制限があって拙著には書ききれなかったことや、クリエイティブにまつわる想いなどを書き綴っていきたいと思っています。少しでも皆さんのお役に立てることがあれば、幸いです。

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