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保育士のお話

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#加配保育士制度

緊急事態宣言の中、保育園に通い続けた子ども達へ

緊急事態宣言の中、保育園に通い続けた子ども達へ

0歳児から5歳児までが通う保育園。都内では休園になっている保育園が多い中、開園し続けている保育園の方が、全国的には圧倒的に多いでしょう。私の勤めている保育園も例外ではありません。都内に位置しているので、保護者の通勤先も東京である場合も多いです。

通園自粛のお願いに沿って自粛していた子ども達が7、8割を占める中、ずっと通い続けた子ども達が居ました。私は5歳児クラス担当ですが、3歳から5歳までの合同

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加配の立場から見た疑問、苦悩、今の保育全体にも通ずる事

加配の立場から見た疑問、苦悩、今の保育全体にも通ずる事

昨夜は2時に寝て5時半に目覚めてしまい、二度寝失敗。

寝ぼけ眼のまま書いている。

私は、4月から転職した新しい保育園で、ASDの診断の降りてる5歳児Aくんと保護者が診断を渋っているBくん双子の加配をしています。

ふとBくんのおやつの事を考えていました、、、。
どうしても食べなきゃいけない?
Bくんはおやついつも要らないのです。食べたがらない。
それで大きく崩れます。嫌だー嫌だー食べないー眠い

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加配保育士の必要性と役割とは何かを考える。

加配保育士の必要性と役割とは何かを考える。

ここのところnoteに書き留めたい事がたくさんあり過ぎて、でも体力も付いて行かず、頭の中が忙しく一杯一杯。うまくまとめられる自信はありませんが、まずはこの週末、加配の頭をオフにしようと思った土曜日の夜、早速書いてます(笑)

🌷🌷🌷

今、どこの保育園にも「気にかかる子ども」「手のかかる子ども」が居ます。それは一定数居て、5人に1人とも言われています。保育園は集団生活。数多くいる子どもの中で

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緊急事態宣言後の我が保育園の現状を見て思うこと。(約3割の通園児)

新型コロナの感染拡大。今の時代に生きている人間が経験した事もない自粛ムードの中、我保育園は今日も開園しています。国から休園要請がない限り、開園し続けるでしょう。色々な仕事の種類がある中で、このような状況下に於いても、医療関係や公務員など、自宅で仕事が出来ない職種もあるし、両親共働きでリモートワークになっていたとしても、テレビ会議などが多くて子どもを見られない、と言う環境もあります。まさに三密の環境

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緊急事態宣言が出ても尚、コロナ自粛に影響されない子どもの通園の現場〜その後

加配を必要とするAくん、Bくんは、保護者の職業柄、保育園をお休みする事はない。私が保育園に行く8時にはもうすでに来ていて、フルタイム勤務を終えて帰る17時でもまだ保育園に居る。私は必ず、この二人に「また明日ね!今日は、〜〜なところとってもカッコ良かったね!先生嬉しかったよ。」と褒め言葉で1日の勤務を終える事にしている。手と手を合わせてタッチ!してバイバイ。

そんな二人の記録を毎日帰ってから残して

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新しい出逢いのその後〜コロナ自粛に影響されない子どもの通園の現場

東京都内の保育園は、ついに休園を決めた区も多く出て来ました。私の在籍する保育園も東京都内ですが、今のところ休園の選択には至っていません。それでも登園自粛要請のお願いお便りを保護者にお渡しして、日に日に通園してくる子どもも減りました。昨日14日(火)では、その前日より更に少なく、登園は3割くらいの子どもに減りました。私は5歳児クラスの二人の加配担当なので、その子どもの保育を中心に、3〜5歳児合同での

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