見出し画像

2022年1月4日〜私の留守中の妻と母

家族で自分だけ仕事始め
幸い積雪はなく除雪の必要はなかった
他の家族は休みなので朝は誰も起きてこなかった
5人分の朝食を準備して母と2人で食べた
リビングのソファーが定位置だった母
座椅子を買ってから部屋に籠ることが増えた
朝食後は自分の部屋と引き揚げていった

お昼に戻ると妻と息子と母が3人で先に食べていた
自分も合流して4人で昼食を食べた
『今日は耳鳴りが小さい』昼食後に母が言った
また脳腫瘍の気まぐれだろうと思った
『良かったね 続くといいね』私は答えた
母はまた自分の部屋へ引き揚げていった
妻が午後から車を使いたいと言う
『俺の車使っていいよ』側にいた息子が言った
私は息子の車で仕事に戻った

夕方6時過ぎに帰宅した
妻と母がキッチンでテレビを視ていた
2人の前にはお茶とケーキを食べた後があった
妻が出かけ時に買ってきたらしい
『3時のおやつで先に食べたよ』と妻
『ずっとここでテレビを視てた』と母
最低3時間は2人でキッチンにいたようだ
間違い探し用のiPadを母は持っていなかった
お互いに気を使ってたんだろうなと思った
妻と私が夕食の準備を始めると母は自室へ行った

夕食の準備が終わって母を呼びに行った
案の定母は間違い探しをしていた
息子と次女は遊びに行っていて不在
3人でナゾトレ川柳を視ながら夕食を食べた
食後妻は風呂に入った
私は母と番組が終わるまで一緒に視ていた

一旦自室に引き揚げて母が少しして戻ってきた
精神科で処方された薬が後2回分しかないという
効いていらのかよく判らないSSRIだ
翌々日に受診の予約が入っていた
『明後日また病院に行くから大丈夫だよ』
心配そうな母に私は答えた
薬の数も把握している
やはり認知の心配はなさそうだ
頭がハッキリしている分逆に不憫に思えた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?