2022年1月1日〜4世代7人の正月

新年早々に早朝から除雪作業
妻は既に起きていて正月料理の仕上げをしていた
1時間ほど除雪をして風呂に入った

風呂から出て配膳を手伝う
珍しく息子も起きてきて配膳を手伝った
準備が出来て母を呼びに行った
時間は9時半過ぎの遅い朝食だった

『夕べは耳鳴りが気にならず寝られた』
『薬を2回飲んじゃったからかねぇ』
母は食卓に着くと直ぐに言った
そうかもしれないし脳腫瘍の気紛れかもしれない
今は極弱いSSRIだが分量を増やしたら効くのか?
もしそうなら朗報だが素直には喜べない
期待し過ぎると違った時の落胆が大きくなる

食事が終わってリビングで母とまたテレビ鑑賞
妻と次女はキッチンでお笑い番組を視ていた
食事が遅かったので昼食はスルーした
母の昼の薬はビタミン剤だけなのでそれもスルー
まあ大丈夫だろうと勝手な素人判断だ
母はまた間違い探しを始めていた
正月だろうと母の中では何も変わらない

母の部屋のテレビにFire TV Stickを取り付けた
YouTubeもネトフリもアマプラも音声で操作可能
これなら母でも使いこなせるかもしれない
『ユーチューブで美空ひばりを検索して』
紙に一通りの使い方を箇条書きに書いた

夕方6時頃に長女が新幹線で帰省する
3時半頃から妻と夕食の仕込みを始めた
4時を回って私はまた除雪作業に向かった
その時に年賀状が届いている事に気付いた
転送依頼をかけていた母の年賀状も2枚届いた
その2枚が今の母の全てなのだろうか?
私自身も年賀状は年々少なくなっている
上手く表現出来ないが虚しい思いがした

5時半頃に長女を迎えに出かけた
そして6時半過ぎに帰還
2歳になった孫はリビングで跳ね回る
母はひ孫の姿を嬉しそうに眺めていた
和らいだ表情をみて少しだけ安堵した

急いで夕食の準備を始めた
長女の好物のスキヤキだ
4世代7人の賑やかの食卓
ほんの僅かな時間だか幸せな時間が流れた

食後も孫の元気は止まらない
リビングからキッチンから飛び回る
母は圧倒されながらも嬉しそうだった

客室は今は母が寝室に使っている
長女と孫はリビングに寝る予定になっていた
9時過ぎに母を寝室へと送り出した
後で再度Fire TVの使い方を教えようと思っていた
でもベッドで一休みしていて寝落ちしてしまった

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