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2021年12月27日〜ドクターXは何処にもいない

朝5時半に起きて玄関先と車庫前の除雪をした
予報程ではなく無理すれば車も出せるくらいの雪
除雪が終わって風呂に入ってキッチンへ
妻は既に朝食を済ませて出勤の準備をしていた
バス通勤の妻は遅延を心配して早く出るらしい
配膳を引き継いで4人分の朝食の準備をした

既に長期休暇に入っている次女が起きてこない
様子を伺うと帯状疱疹による頭痛があるらしい
次女の朝食だけラップをかけて片付けた

昼に戻ると次女の朝食はなくなっていた
『食べたらまた寝ちゃったみたい』
心配と寂しさが入り混じった顔で母が言った
とりあえず3人分の昼食の用意をした

夕方6時半に帰宅すると宅配の食材が届いていた
毎週火曜なのだが年末なので月曜に届いた
すっかり忘れていて段取りが狂った
冷蔵庫の中を整理しないと入りそうもない
妻からは残業で遅くなると連絡が来ていた
取り急ぎ冷蔵庫の中の整理を始めた

妻が帰宅してから一緒に晩飯の準備
出来上がる頃には8時近くなっていた
それでも母は何も言わずにひたすら間違い探し
集中出来ることが今はそれしかない

クリスマスにプレゼントとした骨伝導ヘッドホン
結局全く使われずに放り出されている
音は聞こえるけど内容が聞き取れない
余計にイライラするというのが母の言い分だ
音を言葉として認識出来ない
これは脳腫瘍のせいなのではと勘繰ってしまう
腫瘍があるんだから何が起きても不思議じゃない
でも医者にはタライ回しにされている
患者に寄り添う医者なんて物語の中にしかいない

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