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2021年12月28日〜耳鳴りが小さくなった

早朝からまた1時間ほど除雪作業
一仕事終えて風呂に入いる
妻は年末年始の休暇に入いった
いつもの朝のバタバタ感はない

朝食の準備が整って母に声をかけにいった
『なんか今日は耳鳴りが小さくなった』
『モーター音でなくキーンという音に変わった』
『薬が効いてきたのかねぇ』
開口一番に母が言った

先日の精神科で抗うつ剤としてSSRIが処方された
SSRIは耳鳴りにも効果があるという報告がある
しかし効果が出るまでには2週間以上かかる
本当にSSRIの効果なんだろうか?
そうであれば僅かではあるが希望の光だ
しかし相手は何が起きても不思議じゃない脳腫瘍
また直ぐに症状が変わるかもしれない
SSRIの効果であることを願って止まない

昼に戻ると既に妻が昼食の準備を終えていた
次女も加えて4人で昼食を取った
日中の母と妻の様子はどんな感じだろう?
お茶などは入れてくれるだろう
しかしそれ以上に関わろうとはしない気がする
実際の孤独と近くに人がいての孤独は全く違う
朝出かける時に今日は妻が休みだと母に告げた
『でもお昼には帰ってくるんだよね?』
母が不安そうに言った

自分も今日が仕事納め
年を跨いで翌日から1週間ほどの休暇だ
年末年始を母と迎えるのは何年ぶりだろう
子供達が小さくて正月に帰省してした時以来だ
1人きりの大晦日 1人きりの正月
これまであまり意識した事はなかった
母はずっと寂しい新年を迎えてきたのだ
1人きりの方が好きな人もいる
母はどうだったのだろう?

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