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日常の中にある世界 永遠のソール・ライター展

昨日のnoteで書いたとおり、今日は突然の休日。有意義なものにすべくどうしようかなと思った結果、今回はこちらに出かけました。

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現在渋谷Bunkamura ザ・ミュージアムで行われている「永遠のソール・ライター」展です。今までいろいろな美術館・企画展に行ってきましたが、写真をメインとしたものは今回がはじめてです。

さてソール・ライターはアメリカの写真家で、1950年代の白黒写真の時代から写真を取り続けています。しばらくはファッション写真家として活躍しましたものの自身の方向と合わなくなったのか1980年代に入り所有するスタジオを閉鎖。しばらくは表舞台から姿を消すことになります。

そして再び脚光を浴びるようになったのは2000年代に入ってから。ここで表には今まで出ていなかった1940~50年代に撮ったカラー写真が援助により初めてプリントされ個展として公開されました。

この公開された数々の写真が50年という時を経て評価され「カラー写真のパイオニア」として今に至ります。

ということで今回写真家の作品展という新たな分野を鑑賞したわけですが、絵画とはまた違った良さを感じました。

というのも写真はリアルな1場面を切り取ったはずなのにそこにあるのは一つの世界だということです。ライターの写真の特徴として室内から外、あるいは外から内といった構造で撮るようなものが多かったです。

その中で現れるのは主役となるオブジェクト、このオブジェクトというのは人でありものであり氏が強調したいと思うものたちです。それが数多くの写真で見受けられることができました。

このような強調の手段として用いられる手法としてポートレートがあります。しかし氏の写真はポートレート一つとっても何かが違います。そこにあるのは日常の切り取りのように見えて全く違うものです。

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そんな数多くの写真を見てきましたが今回の展示として赤が気になりました。というのもいくつかの作品では強調の選択として赤が使われていることが多かったように思います。赤は決して1種類ではないですが、赤の使い方が非常に面白かったです。

と言った感じで初めての写真展に行ってきました。普段もサムネイルや報告用として写真を撮ることが多い人間としてはもう一つ上の表現を狙っていく、あるいは目指していってもよさそうです。

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企画名:永遠のソール・ライター
会期:2020/1/9(木)~3/8(日)
休館日:1/21(火)・2/18(火)
場所:Bunkamura ザ・ミュージアム
時間:10:00-18:00(入館は17:30まで)
毎週金・土曜日は21:00まで(入館は20:30まで)
展覧会公式HP:https://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/20_saulleiter/

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※ リンク修正しました。

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