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顧客の課題解決に没頭する人材を求めて

経営コンサルは基本的に工数ビジネスであり、掛けた工数に対して、フィーを顧客に課金をしている。つまり、コンサルファームとしては、どれだけコンサル・フィーを課金できるだけの人材を揃えられるか(=採用・育成できるか)がポイントである。その点においては、私の所属しているアバージェンスも同様であるけども、サービスの提供の仕方は他のコンサルファームとは違い、かなり独特のアプローチを適用している(下図参照)

他コンサルティングファームとの違い

だから、コンサル経験者でも即戦力にはなりにくく、結局、一から社内で教育していくことが必要であり、下図のような人材育成の仕組みを開発・導入している。逆にいえば、未経験者歓迎のコンサルファームである(新卒を除く)。

人材育成の枠組み

働く人材の質が鍵を握るビジネスなので、我々の考え方やアプローチやワークスタイルに共感する方と常に出会いたいと思っているし、一緒に仕事をしたいと思っている。そこで今回は、我々がどんな仕事をしているのか、どういう人材が働いているのか、何にやりがいを感じているのかを少し紹介していきたいと思う。

アバージェンスでの仕事とは?

大きな意味では、経営コンサルティング業ではあるけども、戦略的な位置取りや重厚な計画立案を支援するというよりは、迅速な試行の繰返しや業務遂行の秀逸さを支援している(下図参照)。分かりやすく言えば、やるべきことをササっと決めて、ちゃんとやりましょう、成果が出るまで、を支援している。

アバージェンスの得意領域

アバージェンスの提供しているサービスは大きく2つ(下図参照)。

一つは、マネジメント能力充実による成果創出プログラム、である。4-6ヵ月くらいの期間を掛けて、顧客企業に数人のメンバーで常駐し、成果が出るように毎日のように管理者と協議しながら物事を進めている。テーマとしては、営業力強化による売上高向上、原価悪化の抑制や原価低減、製造QCDパフォーマンスの飛躍的改善、トータル物流コストの低減、小売業・飲食店の収益改善、本社組織の生産性/モチベーション向上、新規事業創出などなど。

もう一つは、実践型の研修で、経営幹部候補向けに修羅場の疑似体験プログラムや若手向けに超上流人材養成講座などを提供している。

アバージェンスの主なサービス

経営コンサルを続けるモチベーションとは?

私自身は経営コンサル17年継続しているけども、その理由は自分のモチベーションの源泉に一番合致している仕事だからである(下図参照)。一つは、誰かの役に立ちたいという想い(=貢献感)が強いこと。特に経営者や現場の方々の困り事を「自分が解決したい!」という気持ちが強い。長年コンサルを経験してきたのであらゆる課題解決が得意技となっているので、自分が誰かの役に立つには経営コンサルが一番適しているのだと思っている。二つ目は、継続して成長できるから(=成長感)。時代の変遷とともに経営課題は変わってくるし、担当する業界や顧客のビジネスも常に変わってくるので、それが自分の成長欲を刺激している。三つ目は、この仕事が好きなので没頭できる(没頭感)から。課題を発見することも、解決策を考えることも、解決策が実行され、成果が出るのも、その過程で顧客の管理者が変わっていく姿を見るのも好きである。

モチベーションの源泉

アバージェンスにはどんな人材がいるのか?

では、弊社の中堅・若手がどう捉えているのかも紹介していきたいと思う(私がインタビューしました笑)。主に①なぜコンサルを目指し、②なぜアバージェンスを選定し、③どこにやりがいを感じているのか、を聞いているので、それぞれ共有していきたいと思う。インタビューした内容をそのまま載せているので、飾りない内容である。

勝然崇/ディレクター/入社3年9ヵ月(前職:製薬会社 MR)

写真(勝然さん)

”コンサルを目指した理由は二つ。前職では最終顧客との接点がなく、「ありがとう」と言われることが少なく、「ありがとう」と直接、お客さんから言われる仕事をしたかったから。もう一つは、前職は自分の力ではなく、商品の力で成果を上げているところが大きく、自分の力で価値付けができるようになりたかったから

”アバージェンスに入社を決めたのは、その当時のシニアマネージャーとお会いして、若くして、活躍している姿を見て、一緒に仕事をしたいと感じたから。また、30代で社長とサシで対話ができることに魅力を感じたので。どうせやるなら成長を早くしたいと思った”

”やりがいに感じている点は4つある。一つは、担当した管理者が目に見えて変化をするのを見られること、二つ目に最終的に「お客さんにありがとう」と言われること、三つ目に自分でやったことが定量的にも成果として出てくるところ、そして、最後に成長を促進する仕掛けが会社としてしっかりしていて、成長を実感できるところ”

伊藤俊介/シニア・マネジャー/入社5年(前職:機械メーカー、海外営業・現法スタッフ)

写真(伊藤)

”コンサルを目指したきっかけは、事業・会社を回すということを上位の視点で経験したいと思ったから。また、世の中の経営者や管理者を一歩踏み出させることで日本企業をより活性化させていきたいと思ったから”

”アバージェンスに入社したのは、ミッションに共感したから。ロゴの由来とか、人の持つ能力を信じることなどが、自分の考えるライフワークと合致したから。また、戦略を描くよりも実行部分をハンズオンで支援することにより、どこに行っても通用する能力が身につくと思ったから”

”この仕事の醍醐味は、PJディレクターになってようやく実感できるというのが正直なところ笑。最近特に感じているのは、経営者と一緒になって企業の行く末を考えていくことにやりがいを感じるし、企業が将来どうなるのかが自分の振る舞いや思考・行動によって変わってくるところも面白いと感じている。そして、管理者の方が一歩踏み出すことで担当組織を変えていく姿が見られるのもやりがい

椎名祐輔/マネジャー/入社2年10ヵ月(前職:工作機械の販売、経営管理)

写真(椎名さん)

”コンサルを目指すきっかけは、前職の経験から、経営者と接する機会が多くあって、どの経営者も悩みを抱えていたので、もっと多くの経営者を救いたいと思ったから”

”アバージェンスに決めた理由は二つ。他コンサルの方から「アバージェンスはハードワーク」だよと言われたから。同業他社がハードと評価しているところで、成果を残せれば、どのコンサルに行っても通用するだろうと考えた。もう一つはアバージェンスのアプローチに共感したから。私はスティーブ・ジョブズをもともと尊敬していて、彼がロストインタビューの中で語っているようなアプローチだったから”

”やりがいに感じている点は、①自分が成長を実感しながら仕事ができる点、②対象管理者が成果を出して、出世するところを見られる点、③自分達の提案内容とかアイデアが中計に織り込まれたり、組織体制が変わったりと、アウトプットとして自分の成果が顧客に残る点、④エバリューション(振返り)の機会が多い点。PJ単位で振返りがあるので、成長も早く実感できるし、成長の加速にも繋がるから”

近藤裕馬/コンサルタント/入社1年10ヵ月(前職:エネルギー関連会社、エンジニア)

写真(近藤さん) (1)

”コンサルを目指したきっかけは、前職の職場は課題を多く抱えており、それを解決できるのは社内(経営企画等)ではなく、外部の経営コンサルだと感じたから。もう一つは、経営コンサルは色んな階級の方(役職)と話ができるので、色んな知識や経験を得られると考えたから”

”何社かコンサルを受けて、アバージェンスが一番、人や会社に寄り添う感じがあったから。また、他社に比べて、採用のスピード感が早かったから”

手を挙げれば仕事を任せてくれるところ。前職と比べると自分ができる範囲が広いのはやりがいだし、魅力だと感じている。それからこの会社がいいなと思っているのは社内ナレッジが蓄積されていて、アクセスしようと思えば幾らでも学べる環境が整っているところ”

角卓弥/コンサルタント/8ヵ月(前職:証券会社セールス)

写真(角さん)2

”証券会社でM&Aをやっていた時に、経営課題を抱えている経営者が多くいることに気づいて、経営課題を解決してあげたいと思ったのがコンサルを目指したきっかけ”

”アバージェンスに決めたのは、ディレクターと喫茶店で会話したのがきっかけ。現職の話をした時に、「20年後の自分が見えた」という話をしたら、真摯に聞いてくれて、共感してくれたから。人のキャリアを真剣に考えられる人と一緒に仕事をしたいと思ったから”

”入社して毎日が楽しい。MTGをしていて、管理者から困り事やこうしたいという話が出てくると、「自分ならどういうふうに解決するのか」ということを思考し、管理者と一緒に解決策を創っていくプロセスを体験できるのが楽しい。大人が本気で何かに取組んで本気で変わる場面に立ち会えるのがこの仕事のやりがいだと思う”

我々が求める人物像

少しは我々がどういう人物を求めているのかをご理解頂けたのではないかと思う。いわゆるワークライフバランス的な発想から言うと時代に逆行しているだろうと思う。ただ、我々が顧客企業に定量・定性成果を提供するためにはハードワークが必要だし、顧客企業の課題解決に没頭することが必要だと思っている(もちろん、法律に守りながら)。

もちろん、ロジカルシンキング、コミュニケーション能力、問題解決能力、思考するよりも行動力、現場改善力などが備わっている方がよりベターだけども、仕事に対する価値観やモチベーションの源泉がどこにあるのかがもっとも重要な要素だと思っている。要するに、

自分の潜在能力を発揮し、顧客の経営課題解決に没頭したいと思っているかどうか

である。共感できる方は、是非、以下サイトを覗いてみてください。


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