葛西幸充|CLUB RIGHT HANDオーナー

【誰かの右腕になりたい人向け】に参考になる思考・技術・行動を発信 |経営コンサルファー…

葛西幸充|CLUB RIGHT HANDオーナー

【誰かの右腕になりたい人向け】に参考になる思考・技術・行動を発信 |経営コンサルファーム アバージェンス(https://avergence.co.jp/)の副社長|オンラインサロンCRHのオーナー(https://bit.ly/31ceti9

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「垣根を超えた〈右腕〉の橋渡し」で様々な課題を解決したい

日本を少しマシにしようとしている組織や個人の悩みを解決できないか――。そんな問いを発端として、我々(アバージェンス社)はオンラインサロン「CLUB RIGHT HAND」を立ち上げました。 日本では少子高齢化に関連した社会課題が山積していますし、日本経済を牽引している大企業は大企業なりの課題があり、日本企業の99%以上を占める中小企業にも、中核人材がいない等の課題が横たわっています。もちろん、個人に目を向ければ、それぞれで仕事やプライベートでの悩みや課題を抱えていると思います

    • オンラインサロンから書籍出版という道

      オンラインサロン「CLUB RIGHT HAND(以後、CRH)」を立ち上げて、1年半が過ぎた。現在はスタッフも含めて、144名の方々に参加して頂いている。オンラインサロンのコンセプトは「日本をちょっとマシにする」である。もう少し嚙み砕くと、”誰かが誰かの右腕になる”であり、サロンメンバーにアイデアが欲しい時に投稿してもらい、それに対して他サロンメンバーが持っている知見・経験から知恵出しをする、そんなオンラインコミュニティである(下図参照)。 オンラインサロン「CRH」の画

      • 顧客の課題解決に没頭する人材を求めて

        経営コンサルは基本的に工数ビジネスであり、掛けた工数に対して、フィーを顧客に課金をしている。つまり、コンサルファームとしては、どれだけコンサル・フィーを課金できるだけの人材を揃えられるか(=採用・育成できるか)がポイントである。その点においては、私の所属しているアバージェンスも同様であるけども、サービスの提供の仕方は他のコンサルファームとは違い、かなり独特のアプローチを適用している(下図参照)。 だから、コンサル経験者でも即戦力にはなりにくく、結局、一から社内で教育していく

        • バックキャストによる目指す姿の具体化

          過去2回に亘って、未来を見立てる補助線について共有してきた。今回は、未来を見立てて、どのように各事業・組織のビジョンや方針に落とし込んでいくのかというプロセスを解説していきたいと思う。 1. 未来を見立てるプロセスとは?未来を見立てて、バックキャストし、事業のビジョンや方針に落とし込む方法は様々あるだろうけども、私なりのステップは大きく6つに分解される(下図参照)。以前、共有したnote(未来を見立てる補助線①②)と重複する箇所はあるけども、改めて一から解説していきたいと思

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        • 持ち運び可能なスキルを磨く
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          社会課題の解決に挑む人達

          SDGsが一般的に認知されるようになり、SDGsに取組む企業も多くなってきた。今回は、そうした社会課題を自分事で捉えて、ビジネスで解決しようとしている人達(企業)を応援する気持ちを込めて、幾つか紹介していきたいと思う。 1. そもそも社会課題とは?社会課題とは、社会の欠陥・不合理に起因して社会生活に支障をきたす大きな問題を指す。例えば、貧困問題、地球温暖化、限界集落、人種・性差別、難民問題など。日本国内でいえば、交通弱者・買物難民・介護難民、労働人口の減少に伴う人出不足、中

          社会課題の解決に挑む人達

          新規事業創出の方法論③

          前回迄は新規事業創出の全体像や課題発見方法、新サービスの設計方法、仮説の検証方法やビジネスモデルの設計の仕方について解説してきたが、今回は収益計画の立て方や新規事業創出の肝について共有していきたい。前回までのnoteを読んでいない方は前noteを参照頂きたい。 収益計画の立て方ビジネスモデルの設計やビジネスモデルキャンバスを立案したら、そのビジネスがどれだけ収益性があるのかのシミュレーションをする。その時のポイントは大きく5つ。 ①売上高・コストを因数分解しておくこと。例

          新規事業創出の方法論③

          新規事業創出の方法論②

          前回は新規事業創出の全体像や課題発見方法~新サービスの設計方法について解説した(まだ読まれていない方は以下noteを先に)。今回は、仮説の検証方法やビジネスモデルの設計の仕方等について解説していきたいと思う。 仮説の検証方法とは?前回述べた”課題の構造化”や打ち手や新サービスの設計は何れも仮説でしかない。顧客とのディスカッションだけでは全ての仮説検証はできないので、様々な方法で検証していく必要がある。仮説検証の方法は大きく5つある(下図参照)。 ①インタビュー(対話):課

          新規事業創出の方法論②

          新規事業創出の方法論①

          新型コロナの影響により、既存事業だけでは立ちゆかなくなってきている企業もあるのではないかと思う。また、企業内で何年も前から新規事業の必要性が叫ばれているけども、なかなか形になっていないという企業もあるのではないかと思う。そんな方々向けに我々なりの新規事業を創出するための方法論を数回に分けて共有していく。 1. 新規事業創出の3STEPとは?新規事業創出には大きく3STEPがある(下図参照)。STEP1は企画・開発。いわゆる0から1生み出すステップ。ここではサービス/製品設計

          新規事業創出の方法論①

          未来を見立てる補助線②

          未来を見立てる補助線というテーマで、前回から引き続き、10年後や20年後の未来像の描き方について共有していきたい。前回は、特にテクノロジー/概念の進展仮説と社会変化の仮説を掛け合わせて、想像される世界・事業機会を導出するための未来の部品の集め方について共有した。今回は、掛け合わせの仕方とそこから未来像をどう描き、どうバックキャストをしていくのかを共有していきたいと思う。前回のnoteを読まれていない方は以下noteをご参照頂きたい。 キーとなるテクノロジー/社会変化を絞るま

          未来を見立てる補助線②

          未来を見立てる補助線①

          未来を見立てる補助線というテーマで、2回に分けて共有したいと思う。多くの企業で、中期経営計画を立てることが多いけども、その時の一つの手法として、バックキャスティングがある(下図参照)。具体的には、10年後や20年後の未来像を描いた上で、3年後や5年後の目指す姿を策定し、基本戦略や機能戦略に落とし、活動計画への繋げていく手法である。 例えば、以前ソフトバンクが30年ビジョンというのを発表したが、この当時は2040年の未来を予測していた(下図参照)。ちなみに、ソフトバンクでは、

          未来を見立てる補助線①

          コンフロンテーション・モデル

          コンフロンテーション(Confrontation)という言葉はあまり聞き慣れないかと思う。意味合いとしては「対立する」とか「直面する」とかです。私は「相手と対峙する」という意味合いで使っている。今日はこのコンフロンテーション・モデルについて解説していきたいと思う。 私は普段、経営コンサルとして、経営陣・管理者の行動を変えることで、メンバーの行動が変わり、成果に繋げる(売上向上、コスト削減等)というプロジェクトをしている(下図参照)。 そのプロジェクトの中で、経営陣や管理者

          コンフロンテーション・モデル

          垣根を超えた人達による知恵出しの場

          日本には課題が山積しており、このままの延長戦上に明るい未来はない(下図参照)。労働人口が極端に減り、あらゆる業種業態で人手不足となる。その一方で、買物弱者・移動弱者・医療弱者・介護弱者が今よりも拡大していく。しかも、そういう方々を救っていくだけの財政的余力はこの国や地方自治体には残されておらず、2050年頃までには財政破綻になる可能性が極めて高い。 また、我々の生き方・働き方もこれから大きく変わり、もはや就社する時代は終焉を迎えつつある。ロボットやAIの高度化によって、我々

          垣根を超えた人達による知恵出しの場

          ビジネスパーソンの心技体

          今回は組織を変えたいと思っている方に必要なマインドや行動についての話をしたいと思う。我々が経営コンサルPJをする時、通常はお客さんから専任メンバー(タスクフォース)を数人選んでもらい、我々のチームの一員として、経営陣や管理者の方々に働きかけをしてもらう。 今回は、そんなタスクフォースメンバーへ最初に共有している内容を公開したいと思う。かなり基本的なことで、精神論に近い箇所もあるけども、組織を変えたいと思っている方々や、その役割を担っている方々には必要な要素だと思う。 全体

          ビジネスパーソンの心技体

          人が行動を取らない原因とアプローチ

          今回は人が行動を取らない原因と、それに対してどうアプローチをしたらいいのかという話をしたいと思う。組織やチームのリーダーの大きな役割の一つとして、「人を動かす」というのがあると思う。だけども、"思うようにメンバー動いてくれないな"と感じる経験はないだろうか? それを解決する一つのヒントになればと思う。 はじめにちょっとしたクイズです。 炎天下の砂漠に一人の男性がいる。彼以外には誰もおらず、彼は見るからに衰弱しており、脚も震えている。目の前には水の入ったガラス瓶があり、あな

          人が行動を取らない原因とアプローチ

          Twitterを楽しむたった3つの考え方

          昨年10月にツイッターを始めた。最初は右も左も分からず、一人もフォロワーがおらず、当然ツイートしても誰からも反応がもらえない。SocialDogも当然知らない(誰かのツイートで初めて知った)。そんな寂しい状況の中でnoteを見たり、他の方のツイートを見ながら、いいなって思うものを取り入れて実践してきた。相互フォロー企画みたいなモノにも1度だけ参加して、後悔もした(フォロワーは増えるけど、私にとってはあまり意味がない)。紆余曲折がありながら、ありがたいことにフォロワーさんが4,

          Twitterを楽しむたった3つの考え方

          経営コンサル流の人材育成の方法論

          マネジメントとは人の持つ能力を最大限に引き出し、人を動かし、成果を出すものだと私は思っている。個々の能力を最大限に引き出すためには、ベースとなる能力を高めることが必須であり、今回は我々(経営コンサル会社、㈱アバージェンス)が実践している人材育成の方法論を共有していく。我々自身も完璧にできている訳ではないし、長年若手の育成に苦しんできたけれども、ここ最近の我々の若手の目覚ましい成長を見る限り、かなり効果のある方法論だと思っている。 人材育成の枠組みの全体我々が実践している人材

          経営コンサル流の人材育成の方法論