経営コンサルが推薦するビジネス動画10選
我々はインプットに困ることがない。新聞、雑誌、ネット記事、動画、Voicy、SNS、人との対話などから、比較的低コストで様々な情報を入手できる。私も毎朝のルーティンとして記事を読んだり、Voicyを聞いたり、Twitterをしたりと。纏まった時間がある時はNewsPicksアカデミアの動画やYouTube動画を観て、様々な刺激を得ている。特に動画や音声はジョギングしながらも聴けるので非常に重宝している。そんな動画の中から、今回はビジネス系のお勧め動画をシェアしたいと思う。私の独断と偏見でピックアップしているが、どれも一見の価値はあると思う。
①豊田社長「年頭挨拶」
トヨタ自動車の豊田社長の今年の年頭挨拶。これはSNSでもかなり話題に挙がっていたので多くの方が観たのではないかと思う。リーダー自らが危機感を共有し、変革の必要性を訴えるスピーチ。これが本物のリーダーだなと感じたし、全て原稿を見ずに語っている姿に感動した。企業や組織を率いるポジションにいる方や、将来リーダーになりたい方は必見です。
②スティーブジョブズ氏「Think different ミーティング」
スティーブジョブズさんといえば、スタンフォード大学でのスピーチが有名だけども、個人的には「Think different」というCMを打ち出す前に社内へ語りかけたこの動画が好きです、自然体で。「マーケティングとは何か」が極めて分かりやすく語られている。経営者やマーケティングに関わる方にはお勧めです。
③デレク・シヴァーズ 「社会運動はどうやって起こすか」
大好きで繰返し観ている動画の一つ。最初に一人が踊りだし、それを見た”最初のフォロワー”が一緒に踊りだす。この”最初のフォロワー”は過小評価されているけども、極めて重要な役割を果たしており、リーダーシップの一つの形態であると。起業家や何かのムーブメントを起こしたい方にはお勧めです。
④武井壮氏「大人の学校」
アスリート兼タレントの武井さんの大人の育て方に関する講義。初めて観た時は衝撃的でした。アスリートとして成功している方でも、その後も継続して稼げている方は数少ないのが現状。武井さんが色んな成功者と対話をし、行動していく中での気づきが凝縮されている。加えて、話しが上手い。あまりにも上手なので、プレゼン講義にも活用させてもらった。こちらは全ビジネスパーソンにお勧め。ちなみに、この動画でクリケット市場の大きさを知り、息子に思わず「サッカーではなく、クリケットをやったら」と言ってしまった。速攻で拒否られましたが。
⑤高橋晋平氏「新しいアイデアのつくり方」
元バンダイの高橋晋平さんのTED動画。高橋さん流のアイデア創出方法が短時間で非常に分かりやすく、且つ実践的な方法が共有されている。高橋さんの書籍も合わせて読むと、より理解が深まるかと。新規事業や新商品開発担当の方にはお勧めです。
⑥ウォーレンバフェット氏「若いあなたへの助言」
投資の神様的な存在のウォーレンバフェット氏。投資だけでなく、人生や仕事に関する助言もされている動画。「ポジティブに向き合えば、より良い人生経験が得られるはず」「お金が必要なくとも、楽しみに思えるようなこと(仕事)をしてください」などの格言が含まれている。20代・30代の方には特にお勧めです。
⑦島田紳助氏「才能と努力」
芸能界を引退された島田紳助さんですが、吉本興業の養成所で若手向けにおこなった授業の動画。才能と努力の関係性についての話が秀逸。「我々が教えられるのは努力の方法だけ」。やみくもに努力をするのではなく、意識して努力の質を高めることの重要性に気づかされた動画です。特に若い方にはお勧めです。
⑧ジャック・マー氏「アリババが成功した理由」
アリババの創業者の動画。大学受験に3回失敗し、ハーバード大学には10回失敗し、就職活動も30回拒否されて、仕方がなく大学講師の仕事に。その後、インターネットと出会い、その可能性を信じ、多くの失敗から学びながら、今の成功の掴んだ軌跡と教訓が語られた動画。何かに挑戦しようとしている人、失敗が怖くて挑戦ができない人にお勧めです。
⑨安宅和人氏「シン・ニホン」
今年の2月に発売された「シン・ニホン」の原型となっている動画。日本の現状の課題とその原因をFACTベースで語り、どういう打ち手が必要なのかという方向性が提示されている動画。安宅さんの書籍も合わせて、全ての日本人にお勧めです。
⑩キンコン西野氏「シナジーマップの作り方」
もはや芸人ではなく、数々のビジネスを成功させているキンコン西野さんの動画。その成功の秘訣の一つがシナジーマップで、プロジェクトや事業の世界観・広告・お金の流れを可視化したもの。その創り方を説明している動画です。複数の事業やプロジェクトを抱えている方にはお勧めです。
総括
上記の動画以外にもお勧めの動画はたくさんあるが、自分が繰り返し観ている動画を共有した。動画を観た時や書籍を読んだ時には「よし、自分も変わろう!」と心に決めても、人間は忘れっぽいし、怠け者なので、いつもの日常・行動に戻ってしまいがち。自分を奮い立たせる意味でも、繰返し観る動画や繰返し読む書籍をストックしておくのは有効ではないかと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?