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後悔の少ない人生を生きるために - リクルートを辞めて音楽家になった私からの75の言葉

NY在住の音楽家、宮嶋みぎわです。新しい年が始まりましたね!

新年最初の仕事はNYで、とあるものの審査員でした。この審査員のお仕事はずっとやりたかった仕事で、ああ、嬉しいな、これからも後悔しない人生を送りたいな!と改めて思ったのです。

まだ1月半ば。2022年をいい年にするぞと意気込んでいる皆さまも多いはず。なので、リクルートを辞めて音楽家になった私からの75の言葉を送ります!どこから読んでくださってもOKです。※リクエストを頂き、追記&章立てを付け足しました。(2022年1月19日)※さらに追記しました(2022年9月16日)※さらに追記しました(2022年9月23日)

後悔の少ない人生を生きるために
リクルートを辞めて音楽家になった私からの75の言葉

a. 感情のこと

1.自分の感情に敏感になってほしい。我慢しているかどうかに自分で気づくのは難しいから。

2.自分を好きになる必要はない。ただ、こういう人なんだよな私って…と諦めて、受け入れればいい。

3.世の中には、自分のことを好きにならないとだめだ、だめだ、とあなたを焦らせる人もいるが、その人のミステイクを指摘するよりも、先にやるべき大事なことがある。

4.悲しいとき寂しいときは、その感情をしっかり受け止めるのに十分な時間を取る。

5.怖いときは、逆にその感覚は無視して行動したほうがうまくいくことが多い。

6.孤独との付き合い方がうまくなると、人生がだいぶ楽になる。

7.情があり、期待があるから、怒りやイライラが生まれる。

8.何か特定のことについてだけ凄くイライラするならば、それはあなたがそのものごとをとても大事だと思っている証拠なので、イライラを重要視する代わりに「それを大事だと感じている自分の気持ち」を大事にする。

9.心から好きなものを知っておくのはいい。例えば私は花が本当に好きで、落ち込んでも家に一輪の花があるだけで、こころが安らぐ。

10.目の前で今笑っている人の人生がずーっとこれまでも幸せだったとは限らない。

11.恥という感情は大変めんどくさい。恥ずかしいと思うことを、ためらわずできるようになるだけで、人生が大いに変わる場合がある。

12.不味い!と心から感じるものを食べながら美味しいですと笑顔を作るのはとてもむずかしい。これと同じくらい自分の感情に正直になっても良いんだということを、大人の私達は知っておくといい。

13.後悔しないためには、まず自分に正直にならないといけない。自分への嘘は、後悔に直結している。

14.自分に正直になるためには、自分の気持ちをよく理解しないといけない。

15.泣いている赤ちゃんを見て、ああどうしてあげたら良いのだろう、眠いのかな、お腹が空いたのかな、おむつを変えたいのかな…と色々考えてやってみる、あれを自分にやってみることから始めたらいい。

b-人生の目標

1.やってみても、やってみなくても、どちらでも何とかなるように人生は出きているので、好きな方にすればいい。

2.今晩急に死んでしまったとして、何か後悔することはあるだろうか?と考えてみて、その時頭に浮かんだことを優先してやっていれば、幸せに近づく。

3.この世には自分の力でなんとかなるものと、なんともならないものがあって、それが人生というものだ。

4.悩み事の多くが、知識を仕入れるだけでスッと解決したりする。だから悩むという行為を一旦ポーズ(中断)して、専門家に聴いたり、本を読んだり、人に尋ねたりするのはとても良い。

5.人生にパーフェクトはない。欠けている部分に注目するか、すでにある部分に注目するかはあなた次第。

6.目には見えないものが、たくさんあるものだ。分からないことも、たくさんある。おとなになると全てを分かっているような気がしてしまうが、それは、間違いなのだ。

7.行動しなければ何も起こらないのだ、ということが、現代人には分からなくなってしまったようだ。携帯をぴこぴこいじっているだけで貯蓄額が増えたり減ったりするから。

8.誰と働くかは大事だ。その人はあなたの幅を広げてくれる人だろうか。

9.私が勉強好きなのは、勉強すると生きるのが楽になるからだ。

10.どこまでやってもゴールが見えず、ずっと更に上を目指して頑張り続けなければならない音楽の世界がとても好きだ。

11.夢があるのはいい。追いかける対象があるのが、とっても楽しいじゃないか。ソレ以外に別に理由なんていらない。

12.分かったつもりになって止まってしまった人を見るのはつまらない。

13.私は成長が遅いので長く生きることにした。そうすれば死ぬまでに目標を達成できる。

14.目標が達成できるかどうか、そのキーになる問題は大概自分の中にあり、つまり、自分の限界を越えられれば目標は大概達成できる。

15.楽してうまくやりたいと思っているときは危ない。あなたは多分、その前にいちど酷く傷ついているはずだ。まずはその傷に目を向け、頑張った自分を褒め、人生には失敗なんてつきものであることを、自分に語りかけよう。

c.人付き合い

1.あなたが不幸なのは、あなたが不幸な感情でその時間を過ごすと決めたからであって他の人のせいではない。

2.浮かんでくる心配事はほぼ全部、ほんとうには起こらない。

3.嫌いな人がいるというのは、いいことだ。あなたはDiverseなコミュニティ(多様なコミュニティ)で生きているということだから。

4.あなたと意見が合わない人は、この世には本当に多種多様な人がいて、多種多様な生き方があるんだ!という事実をあなたに伝えてくれている。

5.私達が常識を気にするのはなぜだろうか?誰かに迷惑をかけないため?それなら迷惑がかからない範囲で非常識な面白い人間で合っても良いはずだ。

6.私達が常識を気にするのはなぜだろうか?ほんとうはそれは、他人にごちゃごちゃ言われるのが嫌で自分を守るために見に付けた護身術?

7.誰かと一緒に同じものを見ているようで、違うものを見ていることはよくある。街を眺めるとき、私は色の組み合わせを見ている。山に登って下を覗き見るとき、私は何も見ていない。ただ、下の村に暮らす人達の毎日のくらしのことを思っている。

8.私を大切にすることが、友達や家族にとっての何よりの贈り物だ。私は友達や家族のために何かしたいといつも思っているけれども、彼らは、そんな事良いから幸せでいて、と思っている。

9.嫉妬は想像力の欠如から生まれる。

10.嫉妬は、間違った情報収集に基づいている場合もある。あの人ばっかりラッキーで!と妬んでいるとき、その人が本当にラッキーな人生なのかどうかをあなたは知らない。

11.もしくは、嫉妬は、あなたがそのジャンルに大変な情熱を持っているということの裏返し、というただそれだけだったりすることもある。嫉妬する対象が誰でも関係なくて、その「ジャンル」が重要なだけ。

12.相手が言う言葉に、あまりこだわらないほうがいい。バカ!と相手が言うのは「私は怒っているよ」というサインで、馬鹿という言葉を厳選して使ったわけではない。

13.私がこれと同じ間違いをした時に、何も言わずに許してもらえたら嬉しいかな?と考えて、嬉しいならそうすべき(何も言わずに許す)。

14.たとえばりんごと聴いたら、私は蜜のたっぷりはいった大きなふじりんごを懐かしく思い出す。でも、NYの友達の多くは、ここのスーパーで買えるサラダに使う小さな青りんごを思い出すだろう。自分の世界を出て、外の世界をみるというのはこういうことだ。りんご1つを取っても、幾種類もあり、Appleという単語が指し示す対象が1つではない、ということを体感し、ショックを受け、自分の幅を広げるために世界へ出るのだ。

15.大人になってからのほんとうの愛というのは二人で紡いでいくもので、大きなタペストリーでも編んでいるつもりで、気長に、どんな模様を入れようか、どんな色を入れようかと楽しみながら編んでいけばそのうち素敵なものができる。

d.こだわりを持って生きる

1.感謝できないような人になってはいけない。けれども感謝で全てをごまかす人になるのはもっと良くない。例えば明らかに今の職場が自分に合わない時に、今仕事があるだけで感謝!とごまかして職場を変えないことは、自分自身に対する不義理だ。

2.私のこの判断は誠実だろうか?と自分に問うと、たいていのことの正誤はわかる。これは私の父が教えてくれた。

3.大きな声で笑うと、すごく楽しくなれる。これは私の母が教えてくれた。

4.人それぞれ、持っている能力のスキルセットは驚くほど違う。同じ親から生まれても、全く違うことがある。じっと子どもを観察していると、そのスキルセットの芽が見え隠れすることがある。これは私の一人目の妹から学んだこと。彼女のビジネスの才能は小学生の頃から見えていた。

5.ありとあらゆる才能をサンタクロースがしょっている袋のようなものに入れて持ち歩いていて、その中のどれが次に飛び出すか分からないような面白い人がこの世にはいる。才能の整理整頓がされていないので、本人は自分が天才だと全く分かっていないけれど、面白いからこれでいいのだ。これは私の二人目の妹のこと。

6.才能とは、マーケットで売るために名前を付けただけのものであって、簡単に言えばその人の特徴のことだ。私の音楽はジャズの棚でもクラシックの棚でも売れるけれど、ジャズの棚で売りたいからそうしているだけ。あなたの特徴をどうやって才能に見せて、どの棚でどう売るかは、あなた次第だ。

7.太古の昔は多分、野菜を作るのがうまい人が野菜を作り、狩りが上手い人が狩りに出かけ、わたしのようなのは祭事の音楽を担当していたはずで、そういうシンプルさが現代にもほしいと思うことがある。

8.器用に何でもできるあなたが羨ましいと言われることがあるが、その人には私の出来ないことが見えていない。

9.私は出来ないことを隠すのが上手い。なぜなら新卒でやった仕事が広告だったから。良い面を強調し、悪い面はまあまあに見せる術を習ったプロなのだ。

10.やりたいものをやりたいだけやる:これはたいへん贅沢なことで、大概は制限を与えられてその中で目標を達成せよ、と言われる。これを私はいつも、なんて面白いゲームなんだ!と思いながらやっている。

11.私は人と違うことを気にしない子どもだった。違えば違うほどカッコいいと思っていた私を嫌う学校の先生はたくさんいた。その子が将来NYに出てきて個性を活かして音楽家になるなんて誰も想像できなかったのだ。

12.涙が出るほど悔しいことがあったら、それはあなたにそれほどのこだわりがあるということだから、とても素晴らしいことだと私は思う。

13.集中するときはひとりになる必要がある。あなたにすがりついて来る人達を引き剥がしてでも集中しないと、何もできあがらない。

14.人を傷つけてしまった時、こだわりを理由に自分を正当化する人がいる。それをやっている間は、幸せは来ない。

15.こだわりを手放す能力というものがある。誰かに指示をして働いてもらう時、重要なのはこだわりと手放しのバランス。

e.仕事とわたし

1.仕事のすべてのコツは守破離に帰結する - 守90%破離に10%。

2.自分を知らないと良い仕事はできない。

3.才能を活かすためには感情を使う必要がある。感受性の扉は全開、メモリは最大値。

4.「仕事」が「生きざま」と同義である人は素敵だ。

5.時間に成約のある中でも作品を仕上げないと、お金はもらえない。タイムマネジメントと芸術性。

6.自分には無理なんじゃないか!?と思う仕事の依頼は、即受ける。

7.失敗を積み重ねることは重要だ。使った部分にのみ筋肉は付く。うまく出来ない理由はたいがい「新しい挑戦だから」。

8.ジャンル名がない仕事にこそ価値がある。過去に事例がないことを恐れない。

9.夢は合ったら素敵だけれど、無くなるときもある。無理はしなくていい。

10.行動の数をまずは増やす。「未知」を山ほど経験すれば結果は後から付いてくる。

11.「出会えそうな場所へ行く」ことは大切。自分の中に表現したいものがある人は外国語を勉強して外へ出るだけで人生が変わる。

12.最初から積極的な人でなくても、いい。その時その時のベストな生き方にトライ。

13.繊細でいい。でもメンタルコントロールは必要。でも「仕事ができない時間」を人生に作らない(なるべく)。

14.仕事はものすごく楽しくていい。仕事を楽しい!楽しい!と思っている人はこの世にたくさんいる。その人達は楽しく仕事する方法か、楽しい仕事かどちらかを見つけたから楽しいのだ。

15.仕事は自分で選び、変えることができる。


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