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不可能なことにチャレンジする。失敗したっていい。だけど絶対に成功させてやる。

私は2週間前から「どう考えても無理だろ」ということに取り組んでいる。なぜ無理なのにやるのかって? 答えは簡単。やった方がいいと分かっているんだ、わたし。

何をしているかというと、アメリカの難関大学に出す書類を書いている。日本で言う東大・京大のような、名前を聴いたらみんながキエ〜と叫びそうな大学だ。そこが、アーティストを招いて、人種問題に関する作品作りをさせてくれる!という記事を見つけちゃったもんだから、大変。

出そう!
これ、絶対欲しい!

と思ってしまった。私は以前からSamurai Jazz Projectを通じて、一つの人種だけで固まって人種差別をするのではなく、違う人同士で協力しあおうじゃないか!と表明する活動をしており、協力者が欲しかったのだ。

アメリカの民間団体や、教育団体のパワフルさはすごい。この某名門大学の民族研究室による協力なんて、すさまじいに違いない。

そう思ったら、彼らの助けを得て、Samurai Jazz Projectをアメリカ各地で、そして世界で公演する自分たちの姿が目に浮かんでしまった。

そうか、違う文化を持つ人同士が一緒に何かをやるって、こんなにカッコいいんだ!と気づいてくれる人の数がどんどん増える様子が、映画のように、見えてしまった。

だったら、やるしかない!

すでにキチキチ一杯だったスケジュールを無理やり調整して、時間を作った。

一週目は不安に打ち克つための努力だけで終了!


一週目。書類を書き始めたけど、全然太刀打ちができない。私が一度もやったことがない「大学論文(英語)」。普段ジャズミュージシャンが使うようなスラング混じりの会話ではなくて、高度で洗練された単語や言い回しが要求される上に、業界の人は皆知っている定形の文句もたくさん必要で、それを全然知らない私、パソコンに向かえど、時間ばかりがすぎていく。

しかも不安が10分ごとにやってきて集中できないのだ。

無理だよ、やめたら…とか、別のことを先にやるほうがいいよ…とか、この論文を書いている間、あなた一銭も稼いでいないよ…大人なのにそんなことで良いの?とか、ありとあらゆる角度から、不安にさせるためのベストな言葉を、私の中の不安大魔王が10分ごとに発信してくる。

仕方なく、不安大魔王に「何でそんなに不安なのよさ!」と尋ねるところから始めたら、なんとこれに一週間かかってしまった。ガーン!

二週目は計画的他力本願で大集中!(それでいいのだ)

たっぷり時間を費やしたおかげで、私は何だかブレイクスルーしてしまい、別人のようになってしまった。以前も恐怖感を乗り越えるのはうまかったけれど、もうほんとうに、ほとんど怖くない!

ちょうどちょっと前に、大好きなメンターの作織さんがこう言ってくださったのだ。

みぎわちゃん、行動すること自体が、すごいのよ。失敗したって、別にいいのよ。次にやる時はその失敗のおかげで、もっとうまくやれるんだから。

分かっていたつもりだけど、作織さんが言ってくださるとなんでこんなに沁みるんだろう!?

スピードを上げて行動するためにやったことは以下の通り。

  1. 先に依頼する
    まず、二人の方にアポをいただいた。ひとりは英語で博士論文を書いた経験がある日本人の友達。レッスンしてもらうために、日程を空けてもらった。次にそれをプロのエディターさんに出すことにして、その彼女にも日程を空けてもらった。自分の文章が書ける前に、まずこれをやってしまった。

  2. ネット検索でやり方を学ぶ(30分で)
    お二人にアポを取ってスケジュールを組み立てたら、なんと私が使えるのはたった2日だと分かった。いかん、時間がなさすぎる!仕方ないのでネットでこういう論文の書き方を大検索!!最初の10分で良さげな情報3つに絞り込み、次の10分でその3つから寄せ集めで自分なりの攻略法を作り上げ、最後の10分で、攻略法に基づいて道筋を決めた!これで約5000ワード(10ページぶんくらい)の道筋が完成!

  3. 妨害対策&不安対策をしつつ
    書き始めたら意外とじゃまが入ってきたので、周囲に今大変なことになってるからお邪魔禁止で!と伝えた。疲れてくると不安大魔王が戻ってくることが分かったので、その対策も。頭と心が疲れすぎないように、美味しいものを買って家においておく、ヨガと散歩の時間をきちんと確保する、疲れた!と思ったら昼寝をちゃんとする、など。

  4. 後は書くだけ!
    ここまでやれば後は本当に書くだけなのだ。気に入っている元気な曲をうす〜く低音量の1.25倍速で掛けて、勢いをつけて、とにかく、書く!書く!途中で親しい友人に50%掛けた!80%掛けた!と報告して、すごい!と言ってもらうことも忘れずに。

このブログを書いている今日、やっとゴール間近までやってきたのだ。嬉しくて、このことを、記録しておこうと思った。

失敗してもいいのだ!だけど絶対に成功してやる!と今は思っている。そのくらいの気合で挑んでも成功するのは3回に一回くらいだし、もっと気合が少ないと成功確率は一気に10回の一回くらいまで下がる。

それなのに私たちがなせ挑戦するかというと…人間ってやっぱり、挑戦するのが好きなんだと思う。

あなたの毎日がもしつまらないとしたら、多分それは挑戦していないから。ワクワクドキドキ、楽しい毎日を送りたいなら挑戦してみよう。新しいことをやったら、絶対になにか刺激があって、あなたの未来が変わる。

ちなみに私の母は73歳で先日ブログをはじめて、すごい反響をいただいている。ビバ!あっぱれ、うちのママ!さすが私のママ!73歳の母にできるんだから、あなたにもきっとできるよ。


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