2015年10月

[ 第1週 /2日]

冷えは、涼しさ・寒さだけでなく、湿度の落差によっても起きます。この2〜3日は雨がちで湿度が高かったですが、これから晴れて湿度が下がると冷えます。「食欲が止まらない」感じがしたら冷え~!!だと思ってください。

イラストは、わかばやしたえこさんのLINEスタンプ「こつばんおじさん」。

10月は特に冷えに敏感です。左ふくらはぎ内側(膝下)が硬くなります。そこに手をふわっと置いておくと温まりやすくなります。うまくいくとお腹の真ん中が温かくなり、脚湯をしておけば更に温まります。


[ 第2週 /9日]

台風が北海道沖で発達するというのは異常ですね。湿度の上げ下げが大きい分、冷えとのぼせも大きいです

この数日冷えましたね。仰向けでお尻をちょっと浮かしてみると、腰椎3番が硬くなっているほど重く感じます。冷えです。おへその周りが膨ると、同時に脇腹がぷよんとゆるみます。

そこで腰椎3番をゆるめてやると、お腹がへこみ脇腹がキュッと引き締まります。《イラストは、わかばやしたえこさんのLINEスタンプ「こつばんおじさん」》

片方の膝を曲げて横に倒してお尻を持ち上げてみて、左右比べて軽い方を選びます。そのまま持ち上げて落とす「腰椎3番の疲れとり体操」が有効です。軽く1回でOKです。お腹も温まりやすくなります。


[ 第3週 /16日]

「夏の名残り」しぶといです

夏から秋への変化が急だったせいで胸が硬くなりやすいです。息苦しい感じ・ドキドキする・夜中にハッと目が醒める・不安感が強いといような過換気症状、またはアレルギー症状が出る人が多いです。

胸に連動して。左ふくらはぎ内側ー下の方が硬くなっています。このあたりにふわっとしばらく触れておいてから脚湯をすると、胸がゆるみます。

うつぶせで軽く持ち上がりやすい方の片脚を持ち上げてストンと落とす=「腰椎5番の疲れとり体操」でも、腰椎5番の疲れ=「胸騒ぎの腰つき」がゆるみます。

10月29日(木)朝日カルチャー立川教室。ibooks『瞬間!疲れとり体操』のアニメーションを使って、腰椎から全身をゆるめるメカニズムを解説します。実技を通して腰椎から全身にひろがるリラックスを体感できる?はずです。


[ 第4週 /23日]

このところ暑さ寒さの感覚自体が不安定という人が多いですね。冷えると頭ーー特に額の周りが熱くなり、熱っぽく感じます。眼も疲れやすくなります。こめかみも硬く、首も張ります。同時に耳介筋が縮んで耳の真ん中あたりの軟骨が硬くなります。

耳の真ん中をつまんで左右に軽くひっぱってからゆ~っくりゆるめていくと、耳の下から首にかけて温かくなり、額は涼しく、眼がさわやかになります。

片方ずつやっても大丈夫です。お腹が温まりやすくなります。


[ 第5週 /31日]

相変わらず寒いんだか暑いんだか

冬への準備の時季が始まりました。肋骨の真横の一番下、脇腹との境にあるのが第11肋骨の先端です。触れるとピリッと痛い。胸椎11番が敏感になって、身体は冬モードに切り替わろうとしています。

胸椎11番(11肋骨含む)は身体の興奮・気合の上げ下げに関わりますが、テンションを上げて寒さに耐えようとするのでしょうね。肘の外側の曲池に触れておくと胸椎11番に弾力がでて活性化します。

29日の朝カル立川の講座。「キャンセル待ち」になってしまった方々、相すみませんでした。次の機会はだいぶ先ですが、来年2/25(木)朝カル湘南教室(初めて)です。

イラストは、わかばやしたえこさんのLINEスタンプ「こつばんおじさん」。


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