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ピンクの象さんを想像しないでください。

これを読んだら、きっと既に頭にはピンク色の象さんが浮かんでいたはず。

脳は否定形の処理がへたくそなのです。

ピンクの象さんを想像しないでください、と言われても、ピンクの象さん、という言葉を聞いた時点で ピンク + 象 で頭の中に対象物が登場してしまいます。


同じような事で、うちの犬は大変食いしん坊ですが、この子に「ご飯はまだよ~」と言ってしまうと、犬は「ごはん」という言葉に反応して、ごはんがもらえる定位置に行って座ってしまうことになります。

だから私はできるだけ、こうなってほしくない、ことは伝えないようにしています。
例えば、子供に「転ばないでね」と声をかけるかわりに、「まっすぐ前を見てね」とか、「緊張しないでね」のかわりに、「呼吸を忘れずにリラックスしてね」とか、望ましい状態を脳に伝えるように言葉を選びます。

転んじゃだめだーと思うと、転ぶところのイメージを想像して、
転ぶ=痛い+恥ずかしい という感覚や感情まででてきてしまい、身体はそれに反応して筋肉が萎縮して、結果として運が悪いと転んでしまうことになりかねません。

ちょっとの言葉遣いで、いい結果につながるとしたら、よい言葉を選んだ方がもちろんいいですよね!

今日もよい一日を!!

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