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精神疾患の労災認定の難しさ その1

私は現在、うつ病について労災の申請中です。
その経過について書いていこうと思います。

まず労災って何??という人に簡単に説明すると、、、
労働中(通勤中も含む)に怪我や病気などの災害が起きた場合に
治療費や休んでいる期間の給料を保証してくれる制度です。

保証内容は
・治療費は全額保証
・休業期間中は8割の給料受給ができる
・退職後でも2年以内なら申請できる
といった感じでかなり手厚いです。

もちろん正社員だけでなく派遣社員やパート、アルバイトも
保証の対象なります。

例えば、
・工事勤務中に足場から落ちて骨折した
・調理場で包丁で指を切ってしまった
この辺りが想像しやすいかと思います。

上記のような場合は、怪我なので誰がみても
分かりやすいので労災認定は簡単です。
(視覚的にわかりやすく、状況が説明しやすい)

そのため、怪我に関しては保証を比較的容易に
受けることができます。

では、うつ病などの精神疾患の場合はどうでしょう?

うつ病の人をパッと見て
「あの人、うつ病じゃない?」って
分かる人はほぼいないと思います。

確かにうつ病の症状で
・食欲不振で急激に痩せる
・不眠が伴って顔がやつれている
・いつもよりダルそうにしている

など見た目に現れることはありますが、
だからといって労働が関係して発症したというのは
なかなか説明がしにくいですよね?

私が労災申請しようと決心したとき
最初は難しいなんて思わなかったです。
これが大きな勘違いでした。

調べてみると精神疾患の労災認定率は、
まさかの30%でした。。。。

この数字を見ると、いかに認定が難しいかが
わかってくるのではないかと思います。

年間に約1800件ほどの申請があって
認定されるのは30%の約400件です。

まず、日本全国で年間1800件しか
申請数がないのか、、、と思いました。

日本の労働人口は
2019年の時点で5660万人です。

これからも分かるように
労災認定はかなりの難関であることが分かります。

その中でも私は2020年10月20日に
申請が受理され、調査が開始されました。

それまでの戦いや葛藤などを続きで
書いていきたいと思います。

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