【おうちごはん】エースエビに助っ人も登場！チーム晩ごはん
平日の晩ごはんは考えすぎずに
水曜日。平日のど真ん中、「チーム晩ごはん」の編成は簡単・時短であることが肝だ。
そろそろ作り置きのバターコーン炒めを食べ切らないとな…などと考えつつ、なんとなくいつもは作らないような、ちょっと変わったメニューを食べたいなと思う。仕事があまり忙しくなかったためか、料理に頭を使う余裕が少しあるようだ。
この日も相変わらず満員の、帰りの電車の中で、冷蔵庫のメンバーを思い浮かべる。
・バターコーン炒め（この作り置きメニューも、最後にご紹介します）
・牛乳（そろそろこちらも飲み切らないと、味が怪しくなってくる頃だ）
今日は、彼らを主軸にチームを組みたい。ささっとスマホで「コーン そうめん」などと検索する。その結果、追加されたのは
・コーンクリームスープの素
スープの素のアレンジレシピだ。
チーム「コーンクリームそうめん」
これでチーム決定でも良いのだが、少し強さに欠ける気がする。たんぱく質の武器を持つメンバーを足したいところ。
そういえば、冷凍庫に大きめなエビが休んでいるのを思い出した。先週末、純豆腐鍋を作ったときに買ったのだ。エビなんて、なかなか我が家にいないぞ。これはエースの登場だ。
・冷凍むきエビ（大きめ）
よし、チームが完成した。
レシピは、参照した以下のレシピから少しアレンジ。というかだいぶ違うかもしれない。普段作らないようなメニューは、方向性を参照するだけでも、レシピを事前に見ておくほうが手際がよくなる。
1. 牛乳を温め、「じっくりコトコト【濃厚コーンポタージュ】」と混ぜてから冷ます。
2. とうもろこしはラップに包んで電子レンジで3分ほど加熱し、冷めたら実を外す。
3. 茹でて冷水で〆たそうめんを器に盛り、【1】をまわしかけて【2】・パセリを散らす。
ポイント
※とうもろこしはコーン缶を使ってもOK
完成、実食
上から眺める。ほぉ、なかなかかっこいいではないか。「いつもは作らないようなメニュー」という点もクリアしている。勇気を出して、エビを4匹投入した甲斐もあった。
冷めないうちに、スープを一口。う、甘い。カップスープの味を想像したら、そりゃそうか、となる。スープを飲むときにはこの甘さがあまり気にならないのに、麺のスープとなるとやや主張が激しいようだ。考えも甘かったか…
とはいえ、スープの素には塩分も含まれているだろう。安易に塩を足すのは、あまり変化を出せないような気がする。醤油ではスープの色が変わってしまうし。うーん、どうしよう。
こんなとき、途中追加要員として有効的なのが、塩昆布。ちなみに減塩タイプ。
彼が参戦してくれたおかげで、パンチと食感が加わった。時間が経つと、塩昆布の色がにじみ出てきて、その部分がまた味わい深い。
そうめんは、やがて汁を吸ってしまってやわやわになり、箸で持ち上げると重さを感じる。最後のスープを飲み干す楽しみは、お預けになってしまった。どうしてもスープを堪能したければ、パスタにするのが良いだろう。
さらに、コーンも多くが器の底に沈んでしまったが、メンバー各々が単体として実力を発揮してくれたので、最後まで美味しく味わえた。
最後の最後で、塩昆布以外の追加メンバーをふと思いついた。
そうだ、カレー粉だ。
テイストも見た目も変わってしまうだろうけど、今度試してみよう。
使い勝手の良いレシピ
最後に、今回のチームを作るにあたって軸となった、バターコーン炒めをご紹介。正確には「コーンと玉ねぎのバター醬油炒め」だ。
作り方は名前の通りで、とてもシンプルだ。みじん切りにした玉ねぎをバターでじっくり炒め、ゆでたとうもろこしと醤油で味付けをして、完成。
実は、今回エビ以外に、とうもろこしを買うのもチャレンジだった。ゆでることへの手間や難しさを想像していたからだ。しかし、とうもろこしはレンジでゆでることができると知った途端に、料理のバリエーションがぐっと増えた。夏が終わりに近づいているが、またとうもろこしを買って作り置きしておきたい。
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