「ゴミ人間」読後、個人的にできなくなったこと。

西野亮廣さんの本を初めて読んだ。

もちろん【革命のファンファーレ】は知っていたが、かっこよすぎて手に取れなかった。

今回のこの本は、ビジネス本ではなく

【えんとつ町のプペル】ができるまでの裏話が書いてある。

その中に、予測してなかった方向から

とんでもなく鋭い槍が飛び出してきた。

ファンとはどいうものか?について。

ファンとは

【サービス提供者の未来を応援する者。

そして、サービス提供者を私物化する者は

ファンだった人。】

輝いた瞬間を好きになって切り取って、

そのままでいてほしいとか、

裏切らないでほしいとか、

そんなのはファンだった人。

私は推しのファンなんじゃなくて、

ずっと、ファンだった人、なのかもしれない。

嵐が活動休止する前から、

「もう私が応援しなくてもファンがいるから」

という理由で周囲にファン辞めます宣言をし、

(周囲はたぶん興味なかったよね)

キンプリのデビュー後、

岩橋玄樹くんのファンだと

豪語していた私にぶっ刺さりました。

軽々しくファンだと言ってのけていた自分を

嘆かわしく、なんて浅はかだったんだ!と。

応援してます!

って、

私はいったい誰の未来を応援できていたんだろう? 

ポロポロ目から鱗が落ち始めた。

これから私は誰かをファンだと言えるのだろうか?

そんな人物に出会える時間は残っているのか?

誤解のないように言うと、

ゴミ人間という著書は、ファンを定義する為の本ではない。

あくまでも、

映画ができるまでの西野さんの取り組みや、周囲の人たちの熱、気持ちに心動かされる内容なので、興味のある方は是非読んで、映画も観て欲しい。

今年、芥川賞に選ばれた

宇佐見りん著【推し、燃ゆ】。

積読本で本棚に置いてある。

自分のファン歴の過ちを目の前に突きつけられるんじゃないかと恐怖を感じる。

受賞されたことで、

読まざるを得ないプレッシャーは感じているものの、

まだページをめくれていない。

果たして、

突きつけられるのか、

もしくは、この気持ちを軽くしてくれるのか、

読まなければ、と毎晩悩んでいる。




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