年度末の3月。日本の学校も9月はじまりにしたらどうか、という議論もありますが、今のところは年度末の3月。合理的な理由とは全く別の気分的な話だけれど、寒い冬が終わって、春の芽吹きを感じる季節に新年度を迎えるというのは、情緒的には好きです。
そう。3月。卒園や卒業。それぞれの学年の終わり。子どもたち自身が、1年かを振り返り、あぁ、ボクは/ワタシは大きくなったなぁ、って実感できる節目の季節。そんな訳で、3月は〈おおきくなったよ〉を実感できる絵本をご紹介します。
まずは、大人にも、子どもにも、「おおきくなる」の喜びを教えてくれる本から。
子どもたちの〈おおきくなった〉を手助けしてくれるものの1つに「相棒」の存在があります。子どもたちを勇気づけ、支えて、背中を押してくれる存在です。
魅力的な相棒の本をもう1冊。『こんとあき』のこんは、産まれた時からそばにいましたが、こちらの相棒は、〈おおきくなりたい(つよくなりたい)〉という強い願いが生み出した、目的達成を助けてくれる相棒です。
そして、ラチみたいに勇気を振り絞って、〈おおきくなった〉お話を、もう1冊。
そして、最後に「おおきくなあれ!」のおまじないを・・・。
いかがでしたか。
日常のちょっとした言葉や、できなかったことができる姿、誰かを気遣う振る舞いに、〈おおきくなった〉を感じる3月。
親子で一緒に、成長の喜びを感じて見てくださいね。