見出し画像

【体との対話note】「私は大丈夫なんだぁ」という安心感と向き合ってみた

前回から随分時間が空いてしまったこの【体との対話note】。

時間が空いたのは、体調を崩していたこともあるでしょう。
でも、自分と向き合うのはどこかで怖さを感じるが故に、無意識にブレーキを踏んでしまっているのではないかと感じます。

重い腰を上げて、久しぶりに体の感覚に問いかけてみました。

今回は、前回の「子供時代の押し潰されそうな不安感と向き合ってみた」の続きです。

この手法のいいところは、前回の続きから再開できるところ。
ということで、前回は安心感に包まれて「私は大丈夫なんだぁ」という言葉で終わったので、それを体に響かせて対話をしていきました。

画像1


「私は大丈夫なんだぁ」を体の内側に響かせてみると、胸の辺りに広がる感じが出てきました。
それをしばらく感じていると、白いワンピースを着て草原に立っている自分が見えてきました。手を広げて太陽の光を存分に浴びています。

そのイメージを体に響かせて言語化してみると、「満ち足りた感覚」という言葉が出てきました。再度響かせて確認すると、今度は「満ち足りている」に変化。
感覚としてはとても気持ちいい。広がりを感じる。

最終的にしっくりきた言葉は「私は満ち足りた世界にいる」でした。

暖かい日の光に包まれて、体の真ん中にある塊が溶けていく感じがします。
あまりにも気持ちがいいので、しばらくこの感覚を味わうことにしました。
胃の周辺の緊張も解けていきます。

画像2

十分だと感じた頃に、この感覚に「何か言いたいことはある?」と尋ねてみました。

返ってきた答えは「そのままでいいのに…」。

ここで泣きそうに。
と同時に、この言葉を受け入れられない自分に気づきました。体がどんどん強ばってきます。

それを感じていたら言葉が出てきました。
「今の状態でいいはずがない」

しかも不思議なもので、先程まで胸に広がりを感じていてソファの背にのけぞるくらい身を預けていたのに、体が固くなってきたら腕組みなんかしちゃったりして。

心の動きと体の動きが連動していることを身をもって体感。

画像3

その体の感覚に寄り添っていたら、大きな灰色の岩が胸からお腹にかけて、というか胴体全体に陣取っているイメージが現れました。
イメージどおり、体感も重くて圧迫感があります。

その岩に向かって「出てきてくれてありがとう」とお礼を言って、しばらく隣にいて様子を見ました。

すると、
「辛かった~。凄く辛かった。誰にも何も言えず辛いのをがまんしてきたんだよ。本当に辛かった。」と、岩から言葉が飛び出してきました。
もちろん自分でも辛かったことを実感しています。

この辺りから涙が頬を伝います。

岩のリクエストに応え、岩の背中をさすったりハグしたり…。
しばらくそんなことをしていると、岩から光が放たれて岩が消滅しました。

その中からは、小さな辛さの粒が出てきました。
胸の真ん中に、その辛さの粒の存在をチクンと感じます。

画像4

辛さの粒は「一人でがんばってきた。わかってもらえて良かった」と言いました。
そして、握手を求めてきます。それに応える私。とても嬉しそうな粒。

私は「他に私にできることある?」と質問。
粒は「今はわかってもらえただけでいい」と返答。

ということで、「今日は出てきてくれてありがとう。また来るね」と約束して終了。
所要時間は30分くらいだったかな。

次回は「胸の真ん中にいる辛さの粒」で再開する予定です。

30分程度にもかかわらず、しばらくしたら物凄い倦怠感に襲われました。
自分ではそれほど深く入ったとは感じなかったのですが、意外と入ったのかもしれません。

画像5

しかし、遅々として進まない感もあるなぁ。
でも、長年抱えてきたものなので一朝一夕にはいかないのが当然ですね。

それと今回は、やっている最中に第三者に誘導してもらいたいと強く感じました。今まではあまり感じなかったんだけどね。
その方が、自分の内側により集中できると思います。


ということで、この体との対話をセッションとして提供することにしました。
ご興味がおありでしたら、こちらをご確認いただければと思います。


【追記】
体のある部分が劇的に楽になったので、後日談をアメブロに書きました。
心理セラピー「フォーカシング」で得た副産物


長沼美恵

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?