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インナーチャイルドカウンセラー自己紹介。生まれたときから人生ハードモード④お金がない!貧乏高校生アルバイトざんまい編


ぼろぼろの中学時代をへて、全く志望校ではない高校にがっかりしながら入学しました。
でも一つだけ嬉しいことが!16歳になると、働くことができるのです^^


16歳!外で働ける年になれる!

我が家の経済状況ではお小遣いなどあるはずもないので、美容院や洋服にも事欠いていて恥ずかしかった私は、16歳を心待ちにしていました。
アルバイト禁止の学校でしたが、見つからないように長期休暇は全部工場で働きました。

当時工場の時給は安く、高校生は当時時給は650円。
でもその650円が、私には大金でした。
これで自分で働いて、美容院に行ける!
好きな本や漫画が買える!
好きな服が買える、恥ずかしかった醜いアヒルの子を卒業できる・・・。

初めての工場でのアルバイト


わくわくしながらかまぼこ工場にはじめて勤めた私は、そのわくわくを一瞬で打ち砕くぐらい、工場という職場がどれだけハードかを16歳で体験することになりました。

すごく怖い監督のおばさんが見張りをしていて、レーンが回る速さは食品と思えないほどびゅんびゅん回っています。
失敗するとレーンが止められ、非難の目がいっせいにこちらを向きます。
監督のおばさんからは怒りの形相で罵声も飛んできます。

失敗して怒られるのが怖くて、とにかくできる限り早く手を動かしました。
来る日も来る日も冷える手をうごかしてかまぼこを並べて、整えました。
そして当時はかまぼこが床に落ちても普通にレーンに戻されているので、下に落ちたものもそのまま出荷されてる!と驚きました。

かまぼこは硬くて壊れにくいからレーンが回るのが早すぎる。
もしかしたら柔らかいものだったら、もうちょっとレーンが回るのがゆっくりなのでは?とあたりをつけて、ケーキ工場にも行ってみました。
でもケーキ工場も、だいたい同じ速さでレーンが回っていました。
冷えた手でケーキのフィルムを、ものすごい速度で1日中巻きました。
たまに失敗してレーンを止めるのを、恐れながら必死で手を動かしました。

辛いな。
苦しいな。
しんどい。
早く時間すぎないかな。
この時間、早く終われ。
仕事を楽しむとかそんな気持ちは一切なしで、とにかく手を動かす日々。
毎日朝から晩まで、くたくたになりながら働いてお金を貯めました。

お給料をもらったときは本当に嬉しかったです✨️
やっと、親にまた金か!って怒られずに、自分のためにお金が使えるんだ。
オンボロ商店街の500円の棚から選ばされたダサい服ではなく、今流行のかわいい服を来てみたい。
テレビや雑誌にのっている、美味しそうなものを食べてみたいし、素敵なところへ行ってみたい。
お金は、私が自分で自分の夢と希望を叶える唯一の手段でした。

やっと人並みになれる。
普通の女子高生みたいに、青春を謳歌できる・・・。
そして仕事というものは、嫌なことを我慢する我慢料なのだな。
とにかく耐えることが仕事なのだという想念が入りました。

スーパーのフードコートのアルバイトで、高校教師に見つかってしまう


それだけでは足りなかったので、平日もアルバイトを入れるようになりました。
スーパーの地下フードコートでお好み焼きやソフトクリームを売るお仕事です。
夏場はソフトクリームがよく売れて、1日中ソフトクリームを巻きました。
すぐ山のようになる汚れた皿も必死に洗いました。
とにかく必死に働きました。

そんな私を、物陰からこっそり眺める人物が。
なんと高校の教師が偶然私を見つけて、睨んでいたのです。
その視線に素早く気づいた私はすぐにレジ台の下にしゃがみこみ、一緒に入っていた子に事情を話し、裏方に回りました。

気づかれた!どうしよう!😨
生命線(お給料)が絶たれる、普通の人なみの暮らしができなくなり、貧乏に戻ってしまう・・・!

幸いその教師は私だとはっきり確証がなかったのか、問い詰めてくることはしなかったのでアルバイトを続けることができました。
ただ一度だけ「あそこでアルバイトしてなかった?」と嫌な感じで聞かれたましたが、してませんよ~^^人違いじゃないですかと明るく答えました。

そのときはお腹の中で、怒り心頭でした。
じゃあ、先生が私の立場になってみてよ。
冗談抜きで、お金がないんだよ。
服や美容院や、おなかがすいたときのお金はどうしてくれるの?
アルバイト禁止って、私がお金に困ったら、あなたが払ってくれるんですか?
私の仕事の、邪魔をするな・・・!!
私が稼ぐのを邪魔をしようとする先生に、腹の底から怒りがわきました。

幸せな息子への嫉妬


このような高校生時代を過ごした私は、恵まれた我が子にも嫉妬していました。
たいした苦労もせずに祖母からお小遣いをもらい、親と旅行にいって美味しいものを食べて、自室があって、良い学校へ通って、働きもせず部屋でオンラインゲームをしている。

私がのどから手がでるほど欲しかった普通の学生時代を過ごし、何不自由なくいい思いをしているように見えた我が子やすべての人が羨ましかったです。

幸せになってほしいという強い気持ちで育ててきたのに、甘やかしすぎたのかもという後悔も襲ってきます。貧乏やさみしい思いをしてほしくなさすぎて、加減がわからなくなってしまいました。
もしインナーチャイルドの癒やしをしていなかったら、今も苦しい思いで我が子や夫を妬んでいたかもしれません。
もし癒やしてなかったらと思うとぞっとしますね。


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