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日常雑記

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2022年5月の記事一覧

器が好き

器が好き

小さな頃から
実家には人の出入りも
多い上に娯楽の少ない
時代だったので
何かにつけて宴会が
あった。必然的に皿や
酒器などが沢山あった。

骨董品があったり
九谷焼で皿鉢や
取り皿などを50客分が
揃っていたようだった。
父も58才で
呆気なく天界にいき...
盛時の面影はない。

結婚して以来
私の器好きは高じていた。
少しずつ好きな器を
手に入れて
食卓を美しく
料理が映えるように
盛り付け

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紫陽花

紫陽花


一軒家に住んでいた。

家は建てて貰っていたが
網戸がない。雨戸がない。
門がない。カーポートがない。ないないだらけ。
前の道は3.78㍍の私道で
3軒先で行き止まり。
丘の上にあり
友だちに"〇〇のチベット"
と揶揄されていた。
池の上に建っていたので
後に
国有池の改修工事が
決定した後は補助金を
貰い擁壁をついた。

十分、一軒家が建つ程
リフォームもしていた。
が、当時は
末っ子が可愛

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ブティック

ブティック

今日は週1回の
メンテナンス日だ。
同じビルの1階にある

30年来の
友だちが店長している
ブティックに寄って
お互いの近況を報告
し合う。

変わらず元気で有難い
と互いの日常を知る。

今日は
先客がいて
久しぶりに会う方だった。

彼女は限りなくプロに
近いジャズシンガーの顔を
持つとてもチャーミングな
女子だ。
最近はお孫ちゃんの
お守りに他県に行かれる
事も多くて なかなか
お目にかか

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テレビで映画鑑賞

テレビで映画鑑賞

暑い。
しかし今日は涼しい。

気まぐれな天候に
振り回されている私だ。

外出もままならないので
じっと
うちの中で映画をみる。

ジャンルは問わないが
ホラーは観ない。
怖がりの甘えん坊だから
ヒューマンドラマが
すきだ。
とはいえサスペンス
ドラマの心理戦を
ヒヤヒヤしながら
観たりもする。

主演男優や女優で観る
映画を決めたりもする。
1流と云われる俳優が
出演している映画は
まず外れが

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旅をする木

旅をする木

1枚の写真に魅了されて
そこに行きたい。
そこに住む人に会いたい。

そんな一途な思いが
星野道夫さんを
アラスカの地に導いた。

私は人を相手に仕事を
している。思い掛けない
事を云われると怯むし
メンタルが傷つく。
そんな日に
「旅をする木」を読むと
とても癒されるのだ。

アラスカの広大な景色が
眼前に広がり
心がぐぅーっと膨らむ。
悩んでいる事が
急に小さな事のように
感じる。有難い。

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紫外線

紫外線

日が長くなり

日射しも段々強くなる。

対策を講じないと

あっという間に黒く
日焼けするのだ。


家族で社員たちと
キャンプに行くと

夫と息子は
鼻や頬等が赤くなる。

1週間もすると元通りだ。

私は
翌年の春近く迄
日焼けが残るのだ。

女子の私としては困る。

余談だが
昔むかーし父が
仕事で関西に行き
ある1流ホテルに宿泊
しようとすると
「申し訳ありません。
外国人の方は宿泊で

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夜明けのM

夜明けのM

久々に
林真理子さんの本を読んだ。

"ルンルンを買って
  おうちに帰ろう"で
鮮烈にデビューされた。
当時とても話題を呼んだ
作品だった。アンチも
随分いて批判もされていたが彼女は颯爽としていた。
読みやすい文体で
時代を捉えた素敵な
作品だった。

以来
ずっとファンとして
本を読んでいる。

彼女ほど自分の夢を
引き寄せ現実化している
人はいないと思う。

私はスピリチュアルおたくだった。

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五島から宝が届く。

五島から宝が届く。

五島に住んでいる
友だちが沢山の島の恵みを
送ってくれた。

公務員だった彼女の
夫は既に定年退職している。

代々持っている土地で
米を作り野菜を作って
いるのだ。

春の始めから
あおさを取りに行く。

汽水域で採れる
あおさは滋味がたっぷり。

海でとったあおさを
陸に上がり3時間は
かけて
きれいに仕上げるとか。

天ぷらにしたり
味噌汁に入れて楽しむ。

働き者の夫婦だから
都会に住む子

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眼科にきた。

眼科にきた。

今日は半年に1度の
眼科検診だった。

小さな頃に右目を
和鋏でつくと
いう事故を起こした。
その日の事は鮮明に
覚えている。きれい好きな
母が敷き布団のカバーを
外すのを見ていた私。
母がちょっと目を離した
隙に私は見ようみまねで
鋏を持った一瞬の事だった。“ギャあ”と叫ぶ私。
うちの者が近くの病院に
運び応急処置を受けると
父の車で市内の病院に
運ばれ以来1年間
入院していたらしい。
というの

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何か焦る。

何か焦る。

日々暑さに向かっている。

"寒さは何とかなるが
暑さは何ともならん"

と云うと笑われる。

作った料理も
日持ちしないし。

暑さの中のマスクも
負担が過ぎる。

忍従の日々が始まる。

夏をうまくのりきる
方法を探してみよう。

昔は
打ち水をしたり
建具も夏仕様に変えたりしていた。
とにかく凉をとる
工夫がされていたのだ。

何よりも夕立ちが
毎日あった様に
思う。
夕立ちが上がると
虹が

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〇〇の丸かじり。

〇〇の丸かじり。

このシリーズが好きで
気持ちが
下向きそうになると
読んで爆笑する。

漫画家
東海林さだお先生の
傑作シリーズで
発刊を楽しみにしている。
1つの物に
これ程些末な考察をして
話を展開できる事に
毎回舌をまく気分だ。
とにかく
その洞察力
観察力
想像力
妄想力
表現力等々を駆使して
あらゆる展開が広がり
日常生活で当たり前と
思っている事に
鋭いメスが入り
思わず“うーん”と唸り
後は大爆笑し

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雑貨屋さん。

雑貨屋さん。

今日は前々から
話を聞いていたお店に
行きました。


アパレルメーカーで
仕事していた
モデルさんみたいに
可愛い方が
今やシングルマザーで
自宅兼店舗で雑貨屋を
している。

可愛いお店には
あれもこれも買いたいと
思うお品が沢山だ。
個性的なお品が並んで
いる。
私の買いたい病の発作が
久しぶりにおきる。アハハ
プチプライスだが
良質なお品ばかりだ。
相棒のみぃちゃんに
夏ように可愛いスタ

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土曜日はお出かけ。

土曜日はお出かけ。

私は毎週1日
自身のメンテナンスに
通っている。

2020年11月末迄は
メンテナンス後に
気のいい
パパとママが二人で
切り盛りする居酒屋で
賄いご飯を食べていた。

疫病の流行で閉店。

パパの生まれ故郷で
2021年7月に新装開店。

土曜日に
お店に行く事になった。

その前に
昔から知っている
とてもキュートな女子
だった〇〇ちゃんの店に
行く事になった。
ずっと会ってないが
今やシン

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ハンドメイド。

ハンドメイド。

私はとても不器用だ。

土佐弁で"てびやね"と
云われる。

何せ小さな頃に
和ばさみで自分の右目を
突くという事故を
起こした。

それ以来
私の周りから針や鋏は
なくなった。
女子校時代の裁縫は
大体周りの大人が作成
した物を提出していた。
私の黒歴史?

息子が
幼稚園に行くように
なった頃に
近所に東京で手芸教室を
沢山持っている方が
ご主人の転勤で
引っ越して来られた。

友だちと週2回

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