見出し画像

アナグラム詩: 48音「いつかまた…」(+アナグラム歌会2ノ中継⑤)


いつかまた 夜
夢路さそへ 虹
きみの声 吠え
砂時計 割れぬ
らせんは 朽ち
舟を生む
おもひで 在りや

いつかまた よる
ゆめろさそへ にじ
きみのこゑ ほえ
すなどけゐ われぬ
らせんは くち
ふねをうむ
おもひで ありや

*****

おかげさまで、「アナグラム歌会作品集2」の登録作品が100を超えました!

3/28(日)に締め切って詩歌集を作りますと密かに書いていました。この記事で告知するつもりだったのですが、遅くなってすみません汗 3月いっぱいフォローしますね!

まずは「リフレインのアナグラム」に2作品。
Minminさんから、詩のプレゼントをいただきました!とっても嬉しい!!
やさしく穏やかなオリーブの園。ここからサークル名をとらせていただきました♪

ぺくみさんは、木霊のことだまを、大好きな琥珀のタイムカプセルに閉じ込めて。

「いろは歌」では、初挑戦してくださった方がお二人。
前回、名ショートショートで和ませてくれたぼんやりRADIOさんが、落語の一席を臨場感たっぷりに描いてくださいました。ピリッとしたカッコよさです!

初めての岩本菫さんがさっそく4作品つくってくださいました。一つめは織姫のようにロマンチスト!?なカエルが、思わず面白い作品。

お嬢さんへの思いが「よめ やらん」と素直な言葉で顔を出す2作品もどうぞ。

こんな大人の恋まで。岩本菫さんの別の面を覗き見ているような感覚です。

アナグラム詩の女王、なおみさんから、またしてもスタイリッシュな作品が。
詩の中のアルファベットがスパイスのように効いています!

こちらはきっと【やすこ部門】を再び受賞されたであろう名作。綺麗すぎる世界。

この週末にぴったりすぎる馥郁たる春の月と桜も、めいっぱいお楽しみください♪

はっくーさんは孤高の極み。手足のように自在に、46音を操られています。
私のオススメの3作品をピックアップ。最初と2番めは最後の2行がカッコいい!

「北欧風」としてまとめてみました。私は2番めの「森の主」が特に好きです。

アナグラム歌会1の頃から健在な、文豪的(夏目漱石的)な筆致が冴える作品。

古代から近代まで、前回から和風ファンタジーの世界観が語り継がれています。

そこに猫あり。黒猫も好きだけど白猫も好きだそうです(「春夢チケット」より)

アナグラム詩日記・アナグラム詩歳時記と呼ぶべきか。エッセイ的な作品群です。

目にした景色を、そのままアナグラム詩に変換してしまう稀有すぎる才能。。。

*****

今日の午前中で、すでに名作をいただいています!引き続き、お待ちしています♪



お読みいただき、どうもありがとうございました!それだけで十分に嬉しいです。 もしもサポートをいただいたときは、ほかの方の詩集に、そして私が詩を書いている日々のノート(440円)に使わせていただきます♪