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「シャーロック・ホームズの冒険」#11

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第11話「入院患者」

なんということでしょう…手袋とステッキを忘れたホームズ先生。近所とはいえ仲良く腕を組んでのご帰還です。これ、自分の妄想が画面に流れたのかとうろたえました。確認すると原作の挿絵にもちゃんと腕組みのシーンが‼️喜

あれですかね。先週の放送で大規模な道路工事してたから、きっと地面がグラついているのではないか?そのわりに周りの人サッサカ歩いてますが🤔ビバ☆イケダン(イケてるダンディーなオジサマたち)が腕組んでても気にしないロンドン。

うちは家族でホームズ観賞を楽しんでおり急な目の保養にちょっとソワソワしてしまいました。まぁ今更隠すまでもない。しかし今回のサットンさん誰かに似てる…空気階段のもぐらさんだ(スッキリ)

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今回の事件は不思議な経緯でした。依頼人から何かに怯える人を紹介されますが、怯え方が尋常じゃない。その様子から本人が“原因“を隠していると言ってホームズは帰宅してしまいます(雨の描写がとても素敵)

翌日、事件は急展開。現場に居合わせた警察は短絡的に解決を急ぎ、ホームズ流の捜査方法を目の当たりにします。証拠など探すとき、きっとあるに違いないという見方をするのでしょうね👀

次々と出てくる物的証拠。まるで時間を逆回しに戻して、当時の人間の動きまで手にとるように説明…常人には見えない世界の見え方。番組が始まる前の見どころでは“科学捜査”との紹介でしたが、何事も小さな積み重ねから始まりそう。

事件の結びは曖昧な感じで終わります。たとえ法律に守られるとしても悪い行いは己に降りかかり…また、逃げのびたとしても悪夢と形を変えてどこまでも付き纏ってくるものです。なんとなく“身から出た錆”という諺がしっくり。

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ご機嫌で部屋の片付けを終わらせたハドソン夫人。翌日あっという間に散らかし放題に…ワトソン君が得意げに探し物をサッと見つけてあげるのはサスガですね(なんか散らかしてストレス発散してるんんじゃないか?)

シャーロック・ホームズの物語は、事件のまとめをワトソン君が執筆している体裁で進みます。今回のタイトルは『ブルック街の怪』とワトソン君が書こうとしていたものをホームズの勧めで『入院患者』と変更。

聞き取れないほど小さな声でぶつぶつ文句言って…そのうち満足した顔になって執筆に戻ります。ホームズとワトソン君は決める時はビシッと。そして隙間ではゆるっと。そんな2人の日常が垣間見えるようで楽しいドラマですね。

〈絵と文/深道 韻〉

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