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青柿某日日記

某日。

この夏のひどい暑さで、家に引きこもりがちだったため、体力が落ちた。

新学期の朝、忘れ物をした子どもを追いかけてたかだか数百メートル走っただけで、息切れと足の震えがあってまずい!!!と焦る。

息も絶え絶え帰宅して、運動をしようと決意した。とりあえず、フィットボクシングの再開と近所の散歩から。

酷暑でしんどいが、一度振り切ってしまえば汗をかくのは気持ちがいい。

毛穴から、ざばざばと余計なものが出ていく感じをイメージする。

脂肪とかストレスとか、老廃物とか脂肪とか。

某日。

この冬、ずっと先延ばしにしていた資格の昇級試験を受けることにした。

それに併せて、秋からの短期集中講座にも通うことにする。

そんなわけで、最近は暇ができたら細切れでテキストを復習している。例えば、子どもたちの宿題の時間に、一緒に取り組んだり。

子どもと一緒にうんうんうなるのは、新鮮でよい。

子どもにとっても、隣で大人がなにか勉強している姿は珍しいようす。

某日。

子どもの友達がよく遊びに来るようになり、そのおかげで、ある一定の期間で掃除をするようになった。

恥ずかしながら家事の中で掃除が特に苦手で、これまでギリギリ許されると思われるところまで見ないふりをすることが多かった。

しかし、掃除が習慣になると次に掃除をするタイミングではそこまで汚れていないので、苦にならないことを発見する。

そうなると意外と掃除も楽しくなってきたりして。

「生活」って、こんなささいな発見の繰り返しなのかもしれない。


青柿。
9月の日記タイトルに使う花はなんにしようと、家の周りを歩き回る。
残暑がひどくて、まだ夏の花がさんさんと咲いている。
その一方、田んぼは鮮やかな緑色から金色になりつつあり、柿も実をつけていた。

夏が足踏みをしている中でも、秋はそこに来ている。


昨年はこちら。このときの眼鏡は今もレギュラー。


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