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図書館に、住する。

土曜日の午前中に、図書館に行くのが好きだ。

老弱男女問わず、ポツポツと人が集う。
テーブル席にもある程度の空席があり、重たい本も何冊か席に持ちこめる。
ちょっと疲れたら、ソファー席に行って、雑誌やレシピ本をパラパラと読む。

人が少なくて、活気のない平日の日中でもなく、
人が飽和状態で、もはやイス取り合戦に参加しているかのような土曜日の午後や日曜日でもない。

そんな自由が、この時間帯にはある。

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近所の図書館は、とても広い。なんとなくハリーポッター感も漂う。
広さに比例して、所蔵数も充実しており、人の出入りが多い加減なのか本の入れ替わりも早く、毎回行くたびに新鮮な気持ちになれる。東京に住んで良かったと思う瞬間だ。


選ぶジャンルは特に定めていない。
元々興味のあるものから、友人が話題にしているもの、たまたま目に留まったものまで多岐にわたる。

だが、不思議と手に取りたい本は限られている。何かを探しているというよりも、今きっと自身が求めているものに触れたくなる。自分が今何を欲していたのか、それが形になって露わになる。

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人が想い想いに、本を読む姿は尊い。
誰と住んでいようが、どこに所属していようが、結局人間はひとりなのだと思う。ひとりひとりが自身と向き合い、立ち止まり、歩み続けることで、何人かの何人もの集合体になる。

いろんな捉え方が生まれるだろうし、多様性を受け入れる心も備わっていくのだろうと思う。

図書館は、数えきれない可能性(本)の集合体だ。



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*おまけ*
本日借りた本 様のご紹介。(もはや敬称をつけたい。)

お料理に関する本
気分転換に読みたい本
挑戦したい本


来週も良い日になりそうです♩

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