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啓蟄とオレンジスイート

すっかりお久しぶりになってしまったnoteですがなんとか戻ってこれました。
地味にHPとWEBSTOREをリニューアルしたり、身体の変化があったり、環境の変化に向けて色々と準備していたりで、引きこもりな1月2月を過ごしていました。(1月2月は毎年たいていそうなんですけども)

3月になって啓蟄という節気を迎えて、啓蟄というのは「虫たちが春の暖かさに目覚めて土の中から這い出てくる」みたいな意味合いですが、まさにそんな感じで外側に向かっての活動が少しずつ増えてきた今日この頃です。

そんなこんなでやっとやる気が出てきたので、久しぶりに節気のお話をしようと思います。すっかりいろんな節気を飛び越えてしまったので今の節気から再開します◎

啓蟄 3/5〜3/20

冬ごもりしていた虫や動物たちが春の暖かさを感じて地中から這い出してくるころ。また暖かな日差しを浴びて色とりどりの草花が花を咲かせ、徐々に賑やかさを感じられるようになってきます。

二十四節気をさらに細かく分けているこの時期の七十二候も「蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)」「桃始笑(ももはじめてさく)」「菜虫化蝶(なむしちょうとなる)」となんだか春の始まりを告げるあたたかな言葉が続きます。

まさに私たち人間にとってもさまざまなことが動き出し、物事の(終わりと)始まりの時期でありますが、それと同時に変化が起こり、知らず知らずのうちに緊張やストレスが溜まりやすい時でもあります。

この時期におすすめの精油

そんな時期におすすめの精油が

オレンジスイート|学名 Citrus sinensis

虫や動物たちも目を覚まし世界が賑やかになっていく頃、ややテンションを持ち上げて活動を後押ししてくれるような香りです。

オレンジ精油、一度は嗅いだことがある、という方が多いかもしれません。ラベンダーと並んで日本人に特に人気のある精油。無邪気で老若男女問わず親しみやすい香りは、元気・エネルギーを与えてくれる香りでもありながら、完璧主義になりがち、頑張りすぎてしまうような時のとても良いサポートにもなります。あのオレンジそのもののように心をまーるくして肩の力を抜いてくれます。

時間帯問わず使えますが、ふっと緊張を緩めるような香りなので、睡眠サポートにもよく、大人はもちろん高齢者や子供の寝つき、眠りを改善したい時などにも使いやすくおすすめです。
オレンジスイート × 真正ラベンダーは鉄板の組み合わせですね◎

ちなみに、オレンジの木からは3種の香りが採れます。果皮からはオレンジ精油(スイート、ビター)、葉からはプチグレン精油、花からはネロリ精油。それぞれどこか通底する雰囲気はあるのものの成分構成、香り、作用が異なる精油が1つの体から採れるのです。それぞれがそれぞれの働きをして、それらが全て調和することで1本の木として成り立つ、3種の精油を嗅ぎ分けるだけでもそれがよくわかります。

「ま、肩の力抜いて行って来い」と背中を押してくれる包容力ある香りは、新しい環境が始まる時や、何かを再会する時、新しい挑戦をしてみる時、などなど始まりの時に心強いサポートになるはず。

お守りがわりにぜひ身につけてみては◎

ちなみに今の時期旬の柑橘を食べるのもとっても良いそうです◎
酸味が体の巡りをサポートしてくれますよ〜


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