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離婚の危機・・別居婚

Hello, みろろんです。

ハズの仕事の様子がわかるまで、別居することに。

私は仕事が忙しく、また3年生の担任ということもあり、朝勉(早朝に学校で勉強する。実際は午前7時半くらいから)に付き合っていました。

教室では、おしゃべりしたいという生徒もおり、勉強したい生徒との軋轢がありました。そこで化学実験室を開放し、勉強したい生徒をそこに集め、私自身も勉強する、ということを2学期の途中から始めました。

誰でもOKということで他のクラスの生徒も来て、少しでも緊張感をもって過ごしてもらおうと私も必死でした。こういう意味では独身のように仕事に打ち込めたのはよかったのかもしれません。(今ではこういうのがブラックなんでしょうか・・。私は若かったのか、自分も高3のような感じで必死にやってました)

そんな私とイギリスに行ったハズの距離は日に日に遠くなります。(精神的に)今ではインターネット、メールがありすぐに連絡できますが、当時はメールといっても職場か、家では電話回線を通して接続。ニュースでしかイギリスのことはわからない状態でした。(そのニュースも国内中心ですし)

たまに国際電話で話すくらいでしたが、時差も大変です。日曜の朝5時に電話、なんてこともありました。毎日のようにイギリスに染まっていくハズ。職場も同年代が多いらしく、毎日のようにパブに行き、サッカーをし、仕事でもみんなで話し合いながら実験するらしく、(日本では協力して実験する、というより個人中心らしいです)実験室の壁にああでもない、こうでもない、と反応式を書くのも楽しかったようで、毎回興奮して電話してきました。また、日本では会社では男性中心だったのが、ここでは女性も多い、と。和気あいあいな様子を伝えてきます。

当時の私はそんなイギリスのことが全く分からず、雰囲気もわからないので、「本当にそれは仕事なのか?」と感じていました。

その違和感は毎回電話するたびに大きくなり、ついに彼の気持ちが全く分からなくなってしまいました。

「私必要ないよね。そんなに楽しいんだったら。」

とだんだん卑屈になる私。電話の向こうでヘラヘラしながら(こっちにはそう聞こえる)話すハズが一層遠くに。

このままこの生活を続けると離婚するな、と感じたのも彼が行ってから3か月くらいたったころ。

そして、そんな楽しそうな場所(?)に無謀にも行くことに決めます。さすがに結婚して1年では離婚したくないな、という気持ちがありました。そして、自分の生活も変えてみたい、という気持ちがでてきました。

職場でも本当のことが言えず、だまって仕事。仲のよい先生には相談しました。このままにすると一人で生きていくことになるよ、と。(当時先輩先生もほとんど同年代独身で彼氏、彼女なしでした)

せっかく、専任になったのに。せっかく大好きな部活の顧問にもなったのに・・。

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