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店舗とECの間の反復横跳びが止まらない

リアルなものづくりが得意な人たちのための販促としてのWeb事業をやっている私ですが、そもそもは店舗でのオペレーション命売上命!でリアルな現場で起きている問題解決の鬼であることを売りにしていたりするので、別仕事で実店舗を出したい/うまく回したいというのをサポートする仕事もけっこう受けている。

最近は、オンラインtoオフラインへの挑戦として店舗をつくる事業のサポートもしていたりする中で、Web業界IT業界の方達は数字で計測出来る機会が多いからなのか、判断をするためにとにかくデータを出してほしいと言われたりする。

EC店舗を誰でも当たり前に持てる時代になり、30年前とは小売の実店舗を出すことの意味は変わってきている。

それでもこの時代に店舗をやるというのは、マーケティングとデータ分析で完璧な解を導き出したところで、複合的な要素が絡み合い仮説にしかならず、成功するか失敗するかが測れない。というかそもそも、大成功しなくても、失敗しなければ勝ちだという業界な気がする。「絶対にやらなきゃいけない理由があるから店をやる」というのでしか成り立たないものだということに気づいてしまった。

ショールームとして、ブランディングとして、コミュニティとして、など大人っぽい理由はいくらでもあるけど、私が関わる人ものをつくる人たちはそんなことよりもやはり、リアルな場で直に見て、手にとって、気持ちが上がる、伝わったことを感じてこちらも上がる、みたいなことだけを基本信じているんだな、ということに気づかされ、また同時に、ECはもっと感覚的に上がる要素を強化しつつ、蓄積したデータとともに明確にやるべきことを積み重ねていくべきなんだなと面白みを感じています。

ほーんと全部つながってるし、やることが一生あるみたいだ、しあわせ。反復横跳びはまだまだ続く。

サポートいただけたいた方は仲間と思って日々精進しようと思います。とりあえず、ビールを買って乾杯させていただきます。