翠川裕美( KATALOKooo 代表 )

株式会社シロアナ/株式会社モンキーブレッド代表 現在、KATALOKooo(カタロクー…

翠川裕美( KATALOKooo 代表 )

株式会社シロアナ/株式会社モンキーブレッド代表 現在、KATALOKooo(カタロクー)というWebサービスをやってます。KATALOKoooは新しいカタチの「カタログ」。創作活動を仕事にしている人をサポートする仕事を作っています。 販促企画から小売オペレーションも作ります。

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仕事を途切れさせないために最重要な「仕事」は期待値コントロール

おつかれさまです、3社経営、3人の子育て中の翠川です。独立して早12年っが経ちました。今月、長女が11歳の誕生日を迎えたのですが、その2-3日の間こんな出来事がありました。 上記は我が子の成長過程のほんわかエピソードなのですが、マネージメント脳の私が急にそこで感じたのが、期待値コントロールってどうやってできるようになるんだろう?という疑問でした。 期待値コントロールの重要性独立して自分の仕事を作り12年が経ち強く感じることが、期待値コントロールがうまくできた仕事は次の契約

    • 中途半端で何者でもないあなたが何でも屋である可能性の話

      先日、Facebookで「肩書き迷子いらっしゃい」というイベントをやったら誰か来るかしらというような投稿を見かけたのだが、それがそこそこ盛り上がるスレッドになっていた。そうか、昨今多いのか、「肩書が難しい」問題。 かくいう私も、「何をされてる方なんですか?」といわれたときに「何をしてるんでしょうね毎日本当に…」と答えること12年(=独立と同じ年数)になっていて、いつも悩まされています。要するに、「これ」と決まった専門家に依頼していること以外全部やる、みたいなことで、説明がし

      • 女性のための、仕事も子育ても軽やかに進める「答え合わせ場所」のススメ

        3社経営&小学生2人保育園児1人の母をしています、翠川です。そんなこんなでまあ、忙しい。忙しいのが好き。なので、このところ何回か「どうしてそんなメンタルで頑張れるのか」というような趣旨の質問をされることがあり考えてみた。結果、 小さな違和感に対して、すぐに答え合わせできる場所を持っている ということが寄与してくれる部分が大きいと気がついた。すぐに答え合わせ、というのは、日々の誰かとのコミュニケーションの中でだったり、とりわけ仕事の中で感じた小さな違和感に対してのものである

        • 子どもだけじゃない!大人こそ必要な「総合」の力

          気がついたらGW突入…。今年も早くも1/3が終わったことになりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。3社経営&小学生2人保育園児1人の母をしています、翠川です。 3月4月といえば進学・進級。また、やる気に満ちた4月を経て人は5月病なるものに向かっていくと思うので、ここで感情に引っ張られずに、娘の学年の変わり目に感じた、新たな自己啓発テーマを投稿しておこうと思う。 すべてのベースになる?「総合」の力昨年、下記のような投稿をした。 こちらは、「感性」というのが今後重要になっ

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        記事

          42歳働くママが、3人の子たちを夫に任せて出張にいくことに抵抗がない理由

          私はこれから、出張に行こうとしている。2月は連休が多くて調子狂うな〜、風邪も家族全員で引いたな〜、そんな中の出張。 私は、42歳の経営者だ。3人の子どもの母親でもある。 長女5歳、長男3歳、次男を妊娠8ヶ月でオランダへ7泊9日の旅へ出たこともあり、コロナでしばらく出張はなかったものの、2023年はほぼ毎月どこかへ出張していた。 このnoteでは「3人の子たちを夫に任せて出張にいくことになんの抵抗もない」ということについて、考えてみたい。シンプルに「うちの夫はすごい」とい

          42歳働くママが、3人の子たちを夫に任せて出張にいくことに抵抗がない理由

          多様性を腹から理解した、怒り散らす父との思い出

          「アーティストマネージメントを仕事にして生きていくのかしら」と、直感的に思ったのが社会人5年目のこと。ピュアで不器用で、でも自分の作品を世に出すことで勝負している人たち。そんなアーティストに今も昔も憧れているし、本当に大好きだ。 器用貧乏な私は、一通りの仕事ができるタイプで、才能に溢れたひと達と関わるたびに、手伝えることが山ほどありそう!!!と単純な考えを当時つよく抱えていた。 あれから15年が経った。40歳を過ぎ、とうとう社会人20周年を迎えることになった今、わたしの器

          多様性を腹から理解した、怒り散らす父との思い出

          多様性教育と仕組み化は急務:窓ぎわのトットちゃんと才能マネージメント

          12月8日に公開された、映画『窓ぎわのトットちゃん』を見た。 「子どもと多様性について話す機会ができてよかった」という感想をXで見てから、うちの10歳・8歳・4歳の子どもたちはどういう反応をするのかと、機会があれば見たいな程度の気持ちで、たまたま1月最後の週末を持て余したので鑑賞してきた。 うちの子どもたちが通っている葉山の小学校には、コスモス学級という制度がある。特別支援学級のようなもので、特定の授業は別の部屋で行うこともあるよう。まるで授業を専攻しているような雰囲気で

          多様性教育と仕組み化は急務:窓ぎわのトットちゃんと才能マネージメント

          新卒から起業まで、異色の転職体験を経て気づいた、会社と退職者の関係性

          2005年に新卒として世に放たれて、来年いよいよ社会人20年目になります、日経COMEMO KOLの翠川です。気がついたら独立して10年が経ち、3社経営することになり、会社員だったことより起業してからの方が長い人生になって参りました。 転職には実は色々なパターンがあります。多くの方は、「キャリアアップのための転職」ノウハウなんかが知りたいのだろうけど、私にとっては「やりたいことに命を燃やすことでお金がもらえる」を求めての転職でした。そして、転職について振り返ると、10年経っ

          新卒から起業まで、異色の転職体験を経て気づいた、会社と退職者の関係性

          だれかの才能を発揮させる鍵は、成功体験から導き出された"発動条件"を理解すること

          少し前の話になるのですが今年の8月に、#シゴトフェス という企画で、長崎県五島市奈留島にいってきた。この企画は、一般社団法人日本青少年育成協会と株式会社 Lacicu(ラシク)という教育サービスの企画開発を事業とする企業の企画です。 現地の高校生に向け「社会には色々な仕事があること」を伝えるのが主旨で、私が参加するのは、2019年に行われた高知・四万十高校での初回開催に続いて二度目。普段、中高生と触れ合える機会なんて滅多にないので、とても楽しみにしていて、四年ぶりに参加する

          だれかの才能を発揮させる鍵は、成功体験から導き出された"発動条件"を理解すること

          「なんで機嫌悪いの?」と口にしてわかった「なんで」の使い道

          KATALOKoooの翠川です。私には8歳の息子がいるのですが(10歳の娘と4歳の息子もいる)、小学2年生になって思春期の入口を感じざるを得ない機会が増えてきた。 具体的には、「嫌」なものへの反発。これまでは、なんだかんだ言いなりになって有耶無耶にされていたところが、自分の意思もしっかりしてきた中で、急かされることをとにかく嫌うようになってきた。 前もって何度も「何時に出るよ」「用意をしてね」と伝えていても、ダラダラとゲームをしていたりYoutubeを見ていたりして、いざ

          「なんで機嫌悪いの?」と口にしてわかった「なんで」の使い道

          感性を発揮することで化ける人材がこれからを担うこと確定のお知らせ

          おつかれさまです。気がついたらこの10年で、3社を経営することになった翠川といいます。数年前から日経COMEMOのKOLになり、不定期ですが投稿をしています。 先月、娘が夏休みに向けて図書館で借りてきた本をきっかけに、「感性」というキーワードにアンテナを立ててみるようになって(先月の投稿はこちら)この数年考えていたことがまとまってきた気がして、今回は、人材育成やマネジメントに頭を悩ませるマネージャーや、経営者のみなさんへ、ラブレターを書くようにnoteを書きました。メンバー

          感性を発揮することで化ける人材がこれからを担うこと確定のお知らせ

          令和のクリエイティブマネージメントは、やっぱり「チーム仲良し」の雰囲気が外せない

          憧れのクリエイティブ集団、PARTYがウェブをリニューアル。 https://prty.jp/ 僭越ながら、元イデーという会社に所属していたもので、最大デザイナーが200人在籍していたIDEE Work Station なんかに思いを馳せ、理想のクリエイティブラボってなんだろうなどと考察していた7月でした。 クリエイティブなチームのマネージメントに困っている大人の皆さんに、この考察が役に立つことがあればということでまとめてみます。 レベルが同じということの残酷さと心地よ

          令和のクリエイティブマネージメントは、やっぱり「チーム仲良し」の雰囲気が外せない

          「感性」を武器にする人材のパフォーマンスを最大化するための考え方

          感性とは? 夏休みの間読む本として、小学4年生の娘がこの本を借りてきた。 「感性」というキーワードが気になっていたので、小学生にどうやって教えるんだろう?とペラペラめくってみると、まず「センス」の捉え方に言及されていた。 それに加えて、「気配りのある言い方ができる」みたいなことも書かれていた。なるほど、相手がどんな考えを持つかを複数想定した回答を主観で言えるというのが感性ということだろうか。 chatGPTさんにも問うてみた。 「感性」と言えば、「センス」というイメ

          「感性」を武器にする人材のパフォーマンスを最大化するための考え方

          40歳を過ぎ想う、80歳まで仕事をするために必要なのは「挑戦」「肯定」「体力」であるという話

          KATALOKooo代表の翠川です。今月で42歳になりました。家族に誕生日のお祝いをしてもらっていたら、娘に「ママは何歳で死ぬの?」と聞かれました。おそらく何歳まで生きるの?といいたかったんだと思いますが、「うーん、80歳?」と答えました。 小学生の頃から死ぬまで仕事したいと思っていた私は、今まで何歳まで仕事をするのかという命題に向き合っていなかったのですが、「そうか80歳まで仕事するのか」と急にリアリティが押し寄せてきました。 最近、82歳でゴリゴリに活躍する経営者の男

          40歳を過ぎ想う、80歳まで仕事をするために必要なのは「挑戦」「肯定」「体力」であるという話

          「親に本音を話せる子になってほしい」を考えたら、ただのマネージメントの話だった

          10歳、8歳、4歳の子を持つお母さんもやっています、会社経営者の翠川です。先日、ふと夫と子どもたちについて話をしていたら、衝撃的な一言 「どうせ子どもが親に本音を話すことなんてないんだから」 その言葉に私は大きな衝撃を受けました。かくいう私は、自分の親には本音をぶつけてきたんですよね、本音を言わないと問題解決が遠のくと思っていたから。 性別、時代、親との関係性、ひいては個体差。色々あるかとは思うのですが、なんせ私はいつまでも子どもに本音で話してもらいたい。 もちろん、

          「親に本音を話せる子になってほしい」を考えたら、ただのマネージメントの話だった

          「肩書」より「役割」。10年会社が続いた私の、声がかかるポートフォリオのまとめ方

          3ヶ月前に出した、「独立したときにやってよかったこと」をシェアしたこちらの投稿が割と好評で。 この続編になったら良いなという、仕事を生まれやすくする「効果的なポートフォリオのまとめ方」を投稿したいと思います。 4月28日に成立した、フリーランス新法。下記の社説の中にも書かれてますが、まだまだ働き手としての安全網は脆弱。自分の才能で勝負するしかありません。さらに、持っている才能を上手に表現して伝える必要がある。バンバン呼ばれるためのポートフォリオ作り、私も10年悩まされてき

          「肩書」より「役割」。10年会社が続いた私の、声がかかるポートフォリオのまとめ方