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吉田 翠*詩文*
2020年12月26日 11:21
今年一年現代語俳句の会に参加して、締めくくりとして詠んだ三句です。ひとしきり見上げることよ冬木立 沈黙のダム湖つらぬく冬月よ千年を詩歌に舞うか花吹雪こちらの句のうち、一句に対して詩をつけてみました。【沈黙のダム湖つらぬく冬月よ】山の青々とした時もこうして眠ろうとする時も風の運ぶ騒めきにすら面をつけ深く深く立つ人造湖行き場に迷った獣が低く唸る沈んだものの歴史と
2020年12月23日 16:53
とっ散らかってしまっている個人サイトを少し整理しています。まだ途中ですが。noteで発表した作品の中から選んで載せていますが、その中からニ作品を紹介させてください。ひとつは「砂民」と言う詩です。直接この記事に貼り付けます。もうひとつは、かなりの部分を「詩」で表現した物語ふうの作品です。タイトルは「こんな世界を考えたこともなく」考えてみれば、これを出した後、語り物のような作品をnote
2020年12月20日 13:58
じゃあまたねと母は手をふったちいさな背を折らずに歩く後ろ姿髪染めをやめた白髪は柔らかく哀しいこれから手を合わせる時はどうかどうか自分のことを祈ってください母親とはどうしてもそれができないものだと一番良く知っているのにわたしはわたしはそう思わずにはいられないぴんと冴える冬の空すすきの白く豊かな穂が風を受けてそよぎ母の髪を思う目に焼き付ける姿を繰り返し変えながらまだまだだ
2020年12月13日 08:32
四行詩 雪花遠い過去からの拾い物を一編のうたに託して忘れましょう人肌に溶けると知りつつもなおはらりはらはらとむつの花が舞う*雪花(せっか)・六つの花雪のこと。結晶が花びらのようであることから使われる雪の別称。六つの花(むつのはな)は、平安時代から使われていたという。初めての四行詩。随分と詩を書いてきたけど、四行詩がここまで難しいとは思わなかった🥺 #詩 #四行詩 #詩歌
2020年12月4日 18:03
ハワイ神話のペレ。キラウエア火山におわすと言う炎の女神。ハワイ神話の中で、圧倒的な存在感を示す。※1800年代初頭、キリスト教に入信した酋長の娘カピオラニは、ペレを否定するためにキラウエアに向かった。ペレへの捧げ物であるオヘロを自ら食べ、火口に石を投げ入れ、あろうことか聖書を朗読した。何事もおこらなかった事をもって、キリスト教の勝利とされた。※ハワイの神話と伝説を参照の上、要約。ー我こそが