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吉田 翠*詩文*
2019年9月24日 18:03
薄く儚くかげろうのごとくさりとて繰り返し呼び起こされては懐かしさに震えるあろうはずが無いそれは瞳の奥深くでちらちらと揺れる記憶 繰り返しあらわにするその姿に放心すればわたしの記憶は薄く呼吸を繰り返す抱き抱えるのは母の腕月影の中に佇んで月に呼ばれた記憶に涙する #詩 #月
2019年9月9日 18:53
fall 気のせいかせつない日曜の午後ふわりはらり枝から離れた一枚が澄んだ風に転がされてゆく ひとりのような気がしてたけどひとりじゃなくてわたしの右手とあなたの左手小指が少し重なった ひとりのような気がしてたけどやっぱりふたりで秋のせつない午後の街をただ眺めてたあとちょっともう少しこのままで 自分で作り込んだ画像を何点かみんなのフォトギャラリーにいれてます。そ
2019年9月4日 19:09
人の作る喧騒が幕を下ろした浜に座り何時間もただ聞いていた見ない、聞かない、感じないわたしにのしかかるものを封印して追い払って閉じた目で、塞いだ耳で、からにした心で海に広がる水音を何時間もただ聞いていた風を受け入れた海はその証に立ち上がり知らしめるようにしぶく鳴動と静寂海に広がる水音わたしはどこに行こうと言うのか何を受け入れるのか人の声が愛おしくなる少