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エッセイ・コラム

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感じた事をいろいろ書いていきますので、読んでみてください。
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2019年9月の記事一覧

子として

子として

暑さ寒さも彼岸まで。
少しずつ感傷的になってゆく季節。

自分の事より、いや命すら秤にかければそちらの方が大切だと感じる子供の事より、折にふれわたしは親の事に多く触れる。

親であっても、先に親の子だからだ。
親としての有り様を考えるならば、その前に子である事に思いを致す。

来年は還暦を迎えるこの身は、決して順番を間違えてはいけないと感じる事が増えた。
親より先に逝ってはいけない。
子としての有

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原風景

原風景

この国の人々が台地や丘陵での生活から平地へ移動してきたのは、縄文海進がピークを過ぎた後でだいたい5000年程前くらいなのか?どうなんだろうか。

その後1500年くらい経過した頃だろうか。規模が小さいながらも稲作が始まったのではないかと言われている。

それが正しければ、水田稲作が本格化してから現在までの年月。それより長い時間を、台地や丘陵で生活してきたと言える。ざっくり簡単に言うと。
食べ物の煮

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その時はその時で

その時はその時で

大抵のことは『何とかなる』そう思って生きてるのが一番だな、と思うわけです。

知ってる方もいるかもしれない。イーグルさんの『よっこいしょ』がぶっさささった人です、わたしは(笑)
よっこしょの語源は六根清浄だという説があるとか。

22歳の時、結婚式の何日前だったかな~富士吉田の親戚の家に父と行ったんですよ。
祖父母の出身地なのでお世話になっていた親戚一同さんがたくさんおりましてね、結婚前にお墓参

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