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仕事を辞めたいあなたへ

仕事がきつい。もう辞めたい。将来が見えない…
職場の10歳上の先輩のライフスタイルが自分の10年後だとしたら、その先輩に憧れますか?

■仕事を辞めることは悪いことなのか

石の上にも三年。我慢強く辛抱すれば必ず成功する、ということの例えですが、では3年には一体何の根拠があるのでしょうか?

ご両親に心配を掛けたくない、転職を反対されるという理由で辛抱して働いている人がいますが、ご両親が望んでいることは子供の幸福です。大切な子供に幸せになってほしいからこそ時には進路を変えることを全力で止めるのです。

自分が前に進もうとした時に反対する人をドリームキラーと呼びます。  
ドリームキラーは2種類に分かれます。

悪意のドリームキラー…成功している人を妬み、他人を自分の常識に当てはめようとする。
善意のドリームキラー…家族、友人など身近な人に多い。あなたを心配していて、苦しい思いをさせたくないという理由から反対する。

ドリームキラーが目の前に現れたら、それは試されているということです。自分が心に決めた進路や目標が決して揺るがないものかどうか、試されているのです。

■転職はキャリアアップ

転職は、一昔前までは一貫性がないという印象でしたが、今は公務員ですら安定しているという保証はありません。
トレンドの移り変わりが早い現代で、30年前に売れていて今も売れ続けているものは何があるでしょうか?そして、今売れていて30年後も残り続けているものは一体いくつあるのでしょうか?
変化の激しい現代社会では、根拠のない一貫性を持ってやっていても無駄になってしまうことがあります。
今の時代、転職はキャリアアップでありスキルアップのチャンスなのです。

■パラレルキャリア

堀江貴文著の「多動力」という本が2017年に出版し話題になりました。複数の肩書を持ち、自分の価値を上げ、1万人に1人の存在になろう、という内容が書かれています。ひとつの肩書きを持つ人が評価されるだけの時代は終わりました。
タイムマネジメントをしながら、いくつものキャリアを形成して自分の価値を上げていくことが大切です。時間がないからできないという人がいますが、時間がない人は、一生時間がないまま人生が終わることになります。

そして経営学者ピータードラッカーは著書「明日を支配するもの」で、複数のキャリアを持つパラレルキャリアを提唱しました。

パラレルキャリアには多くのメリットがあります。
収入がアップし、自分の夢のためにステップアップしていくことができます。本業とは違い、検証し、失敗してもやり直しできる場でもあります。
他業種での新しい人脈が増えたり、それによって入る情報が増え、会話の質も変わってきます。
違う立ち位置から本業を客観視することもできるし、何よりタイムマネジメントの能力もアップします。

副業という言葉は生活の維持のためを目的としていますが、パラレルキャリアは自己実現を目的としています。
いずれ叶える大きな夢に到達するために、パラレルキャリアを積み重ね、社会に貢献し、いくつもの能力を身につけて自分の価値を上げていきましょう。まさに「副業」から「複業」の時代が到来しているのです。

【動画】仕事を辞めたいあなたへ


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