もっとも愛される人がリーダーである
リーダーになると、初めてやる作業が多くて迷ってしまったり、どうしたらいいのか分からなくなってしまうことがあると思います。
実はリーダーシップを勝ち得てきた人達には、ある共通点があるのです。
・リーダーの3つの資質
経営学者ピーター・ドラッカーは、リーダーの3つの資質についてこう定義しています。
・リーダーシップとフォロワーシップ
リーダーシップとは信頼であり、この人について行きたい、と思われる人であることが大切です。
・リーダーシップを仕事として捉えている
資質やカリスマ、才能ではありません。目標を定め、優先順位を決め、基準を定め、それを維持する人です。
・リーダーシップを責任とみる
「最終責任は私にある」と考え、リーダーシップを地位や特権ではなく責任と捉えています。
ドラッカーが言っていることはとても重要です。しかしそれ以前にもっと共通して言えることは、リーダーとは「もっとも愛される人である」ということです。
・愛されるリーダーになるために
それでは、愛されるリーダーになるために大切なことは何だと思いますか?
それは、リーダー自身がやりたいと思っているビジョンや目標に対してワクワクしていたり、このビジョンを達成したいんだ、という想いが溢れているかどうかです。
これが、愛されるリーダーにとってとても大切な共通点のひとつなんです。
シャンパンタワーを想像してみてください。
頂上のグラスにシャンパンを注ぐと、溢れたシャンパンは2段目のグラスに注がれ、2段目から3段目へ、4段目へ・・・まさにあの原理と一緒です。
もしも今、自分が抱えているチームをやる気にさせたいと思っているのであれば、トップダウンで命令するのではなく、自分の想いが溢れていなければいけないわけですから、まずは自分が一番やる気になるということです。
自分のチームに学んで欲しいと思うのであれば、まずは自分が率先して学んでいく姿勢を見せる。
自分のチームに達成して欲しいと思うのであれば、自分がいつもその目標に向かって進み、考え、その姿がチームにリレーしていくのです。
・リーダーがやるべき大切なこと
リーダーや経営者と呼ばれる人達の一番の仕事は、経理や営業ではありません。リーダーにはリーダーにしかできない仕事というのがあります。
リーダーの仕事は、目標を掲げること。
ワンピースのルフィで言うと旗を掲げることです。
私達はこの方向に向かうんだというビジョンを掲げ、そのビジョンをチームに対して共有していくことが、リーダーと呼ばれる人達がやるべき最も大切なことです。
そして、自らが掲げた旗(ビジョン)に対してワクワクし、シャンパンタワーのようにその気持ちが溢れているかどうか?
これが良いチームを作っていくために重要な要素のひとつなのです。
あなたがチームを持つということは、そのシャンパンタワーの頂上にいるのがあなた自身です。まず誰よりも先にあなたが溢れていないと、チームは溢れません。
トップダウンで口先で指示をするだけではなく、自分が率先して行動してみせる。そして自分ができないことは人に頼っていく、そんな愛されるリーダーになり、最高なチームを作っていきましょう。
【動画】リーダーが一番やるべき大切なコト
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