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「地球温暖化防止月間」は12月だが、2月28日にリリースが出た。

株式会社カウネット から
地球温暖化に対する危機感あり、個人では84%、職場では46%と乖離
~地球温暖化と環境保護に関する調査を実施~


暑い夏に、雪の多い冬。日本は、35年前とは大きく変わった。
2022年8月、日本気象協会が40度以上の日を「酷暑日」と呼ぶとした。気象庁の指定ではない。

名称は、こんな感じ。
夏日:気温25度以上の日
真夏日:気温30度以上の日
猛暑日:気温35度以上の日
酷暑日:気温40度以上の日

熱帯夜:最低気温が25度以上の夜
超熱帯夜:最低気温30度以上の夜

初めて40度を超えた日は、1927(昭和2)年7月22日だが、
記憶に新しいところでは、2007年8月16日。
岐阜県多治見市と埼玉県熊谷市で40.9度を記録した。
あの日から16年も経っていたことに驚くが、40度を超えたというニュースにかなり驚いた。それも岐阜と埼玉という離れた場所で。

そして、この頃から、私たちはしっかりと夏の暑さに異常さを感じていたはず。

しかし、この調査リリースによると、
地球温暖化に関して、個人での危機感が84%、職場では46%。
個人は自分事。職場は他人事という理解で良いのだろうか?
夏でも職場ではエアコンが効いて、寒いと感じることさえある。
そして、会社での電気代は自分の財布から出ない。経営者でなければ、自分事にはならない。
しかし、家ではそうはいかない。
コロナ禍でリモートワークを経験し、会社で長い時間を過ごしていた人が、自宅で過ごして実感したことだろうか?

SDGsについて企業の方から、社員への伝え方が分からない、といわれることが多い。
そんなとき、自分事と他人事の話をする。
SDGsの17の目標に紐づく169のターゲットから、自分事になり得ることを具体的にして伝える。多くの人が、「それが!?」となる。その自分事の先にあるのが、他人事と感じている見えない自分事。

今年の夏も暑いらしい。
桜がこんなに早く咲いていることもすでに何か違う、ということだ。「今年の桜は早いね」と他人事で良いのか? という問題だ。

ラニーニャ現象が終わり、暑くなるという記事も出ている。
2023年世界の年平均気温ランキング予測 ラニーニャ終わり、温暖化加速も

地球温暖化は、じわじわと私たちに迫ってくる。じわじわの速度は上がっているが、正直、今日明日の問題としてとらえられていないことも事実。

地球はこの先、どうなっていくのか?
地球という場所を借りて住むに過ぎない私たち人間は、自分たちが作ったこの危機を、自分たちで作った技術でなんとかしようとするのか? それとも地球の声に耳を貸すのか?

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