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仕事ができるメンバーの方とのやりとりから学んだこと

こんばんは、Webコンテンツ制作会社でSEOライターをしているかわせです。
「走り書き日報」では、日々の学びを忘れないように、平日の業務終わりに気付きを走り書きしています。

今日は、仕事ができる社員さんとのやり取りを通じて、感じたことを日報に書いてみます。

相手の立場に立って仕事をすることで、本当の困りごとを解決する

今、主にカスタマーサポート担当としてお問い合わせへの返信を担当されているメンバーの方がいるんですが、その方がとても仕事ができる方で。
お問い合わせへの返信内容を考えるにも、お問い合わせの文面からは見えない困りごとまで予想されて、一歩先の回答を作って返信されたり。
社内で「このまま進むと問題になりそう」と気づいたことを早めに指摘してくださって、火を早めに消し止めてくださったり。
(私が作った火だねも何度も消していただきました・・・)

文章もとても丁寧に書かれる方なので、今日はクライアントさんに納品する記事に「誤字脱字がないかなどの最終チェックをしてください」とお願いしました。

すると、いくつかいただいたご指摘のなかに「記事公開時にはこの情報が古くなっている可能性があるので、念のためお知らせしておきます」というコメントがありました。
該当箇所を見ると、2022年末の情報をもとに文章が書かれており、2023年には状況が変わっている可能性がある箇所でした。
(記事を書いたのが昨年11月で、諸事情により納品まで少し日が空いていました)
コメントをもらった箇所を実際に確認すると、やはり情報が変わっており、文章の調整が必要になっていました。

今回、そのメンバーの方には「誤字脱字を見て欲しい」とご依頼したにも関わらず、記事公開時の状況を想定して、文章の内容まで確認してくださっていたんです。

「言われたことだけをしない」のがイケナイことだとはわかりつつ、ただ気遣いをしたとしても、「相手の立場に立った気遣い」を、些細な仕事でも実施するのは結構難しい気がしました。
わかってはいても時間が無い、相手の立場に立っているつもりでも、本当に困っていることが見えていないなど・・・。
(私だけかもしれませんが・・・)

例えば、今回の記事の情報が最新かどうかは、執筆者や編集者など「制作側」が気にかけることです。
全部制作が完了し、見た目だけをチェックするという、いわゆる「エラーチェッカー」的な役割を求められた人は、本来そこまでする必要はありません。

しかし、そのメンバーの方は「エラーチェッカー」の役割を頼まれたのに、完全に「制作側」の立場で記事を最終チェックしてくださっていました。
これは、依頼してくださった方の立場に立って、仕事をするということとも言い換えられるかもしれません。

その方のお仕事への姿勢を見て、自分は普段「ここまでしかやらない」と立場を決めきっていないだろうか。それ以上やろうと努力しているだろうか」と考えさせられました。

仕事を依頼されたときに、改めて相手の立場に立って「本当の困りごとは何か」を考えるようにしたいと思った出来事でした。


【独り言】

今の会社に入社して約3年が経ち、ようやく誰にどんな仕事をお願いするとよいのかがわかってきた気がします。
今まではそれがわからず、一人で全部やろうとして無事に自分のキャパがお亡くなりになることが多かったのですが、特に今日はいろんな方にご相談、ご依頼しながら仕事を進められた気がします。

入社して誰がどんなポジションにいるのか、何が得意なのかが早くわかる敷くみがあったらええなぁ・・・。

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